2016年12月13日にクイーンズランド州ウィンドラーに出現した「砂漠の虹」
真夏に入りつつあるオーストラリアですが、最近は度重なる悪天候に見舞われているようで、特に北東部にあるクイーンズランド州での荒れた天候が顕著で、少し前の記事「…クイーンズランド州で1週間で「100万回」以上の落雷が記録される」では、1週間で 100万回以上の落雷が記録されるというような桁外れに荒れた天候が続いていますが、そのクイーンズランド州で、「砂漠に虹と洪水をもたらした」集中豪雨が発生しました。
クイーンズランド州は砂漠も多いですが、その砂漠が極端な集中豪雨にさらされ、さらには「虹が浮かび上がる」という、このクイーンズランドの砂漠では大変珍しい光景が現れたのでした。
オーストラリア・クイーンズランド州
・Google Map
Sponsored Link
今回ご紹介する場所は、ふだんは下のように砂漠が広がる、どちらかというと荒涼としたところです。
そこに、下のような「雲」が出現したのは、12月13日のことでした。
その後、この砂漠に下のような光景が展開したのでした。
2016年12月13日 クイーンズランド州ウィンドラーの光景
そして、ついには、下のような二重の虹をもたらしたのでした。
・Australian Sky and Weather
この雲は部分的な小さな洪水を発生させながら移動して去っていたっようです。
砂漠の虹というのは、わりと稀少な光景であると共に、出現する状況を考えますと、やや終末的でもあります。