8歳の心臓突然死
イスラエルは、世界で最初にコロナワクチンの大規模接種を開始した国で、世界に先駆けて、2020年12月19日より接種が開始されました。
その際に、イスラエル政府は「啓蒙キャンペーン」として、当時、5歳だった男の子をモデルに起用したビデオを制作しました。
そのビデオに出演していたイスラエルの少年が、9月の末に「突然の心停止」で死亡したことが報じられています。ヨナタン・モシェ・アーリッヒマンくんという少年で、亡くなった時は 8歳になっていました。
これは、この少年が、イスラエルのベイトエルという街の著名な医師である医学博士の孫だったことで、大きく報じられたようです。
以下が、そのキャンペーンのビデオですが、かわいい男の子です。
ヨナタンくんが出演したビデオ（当時 5歳）
Avishag Balev
この少年のワクチン接種の有無やその時期は明らかになっていませんが、仮にこのキャンペーンの後に接種したとするならば、もうそろそろ「 3年」が経過していることになります。
基本的に、基礎疾患等のない健康な子どもに「突然の心停止」ということは普通はあり得ないわけですので、おおむね理由は明白な部分もあるのかもしれません。
昨年 10月にも、アルゼンチンで、接種キャンペーンのポスターのキャラに選ばれた 3歳の男の子（ 3歳…）が、4歳になった時に「両側性肺炎」という疾患で、やはり突然死したことが伝えられています。
アルゼンチンのワクチン接種キャンペーンのポスターの男の子
書かれてあるのは「ワクチンが私たちを守ってくれる」。DiedSuddenly
仮に、イスラエルの少年の死因が心筋炎だとした場合、心筋は再生されない部位ですので、何年経ってもそのリスクは続きます。世界中の子どもたちに同じようなことが迫っている可能性があるとするなら、それは悲しいことです。
しかし、食い止める手段はありません。
日本でも、以下のように、秋田などを中心に、子どもの接種率が 50％を超えているような地域もあります。
都道府県別の小児のコロナワクチン接種率
秋田と山形の子どものコロナワクチン接種率が50％を超えている…
このような現実を見ますと、先行きについて、何も言えない迫力を感じます。
イスラエルのこの件について報じていたアメリカのカトリック系サイトの記事をご紹介させていただきます。
新型コロナワクチンキャンペーンに参加したイスラエルの少年、8歳で心臓発作で死亡
Israeli boy featured in COVID vaccine campaign dies of heart attack at age 8
lifesitenews.com 2023/10/13
全国規模のキャンペーンにより、子どもたちに新型コロナウイルスワクチンを接種するために使用されたビデオに出演していたイスラエル人の少年が、 9月末に突然の心臓発作で悲劇的に死亡した。
少年はまだ 8歳だった。
報道によると、イスラエルの街ベイトエルの著名な医師マティ・エルリッヒマン博士の孫であるヨナタン・モシェ・アーリッヒマンくんが、「入浴中に心停止により予期せず死亡した」という。
この 8歳の少年は「突然心臓の鼓動が止まり、水中に滑り落ちて溺死した」と伝えられている。ヨナタンくんはスコーパス山のハダッサ病院に緊急搬送されたが、数日後の 9月28日に死亡した。
2020年、5歳だったこのヨナタンくんは、地域評議会が制作したビデオに出演していた。このビデオは、子どもたちに新型コロナワクチンを接種することを目的とした政府プログラムの一環だった。
このビデオにより、ヨナタンくんは、世界で最もワクチン対策に厳しい国の一つとなったイスラエルにおけるワクチンキャンペーンの「看板児」となった。
このビデオは全国的なワクチン接種キャンペーンが始まる直前に放映された。
ヨナタンくんの悲劇的な死を受けて、アーリッヒマン家は次のような声明を発表した。
「私たちのヨナタン・モシェが最近亡くなりました。ヨム・キプールの前夜、ヨナタンは我が家で心停止に見舞われ、それ以来、彼が倒れた後、私たちは彼のそばで戦ってきました。私たちにとって大切な人たち、そして彼の人生の最後の日々を私たちのそばにいてくれたすべての人たちに愛を込めて感謝します」
昨年、同様に子供たちへの新型コロナウイルスワクチン接種を推進する広告で国民的看板を務めたアルゼンチンの少年が 4歳で突然死した。報道によると、サンティーノ・ゴドイ・ブランコ君は発熱と嘔吐のため病院に緊急搬送され、死亡した。 死因は「両側性肺炎」と診断された。
この少年の死の悲劇は、アルゼンチン政府が依然として子どもたちへのワクチン接種を推進するためにウェブサイトで、この少年の写真を使用しているという事実によって強調されている。少年は「ワクチンが私たちを守ってくれる」というスローガンを掲げて拳を突き上げている。
トランプ政権下の新型コロナウイルス感染症パンデミック中に保健社会福祉省に勤務していたポール・エリアス・アレクサンダー博士は、幼児へのワクチン接種の推進は「絶対に危険であり無謀だ」と述べていた。