大量死 疾病と感染症

インドで再びコロナが拡大中。首都デリーの陽性率は25%に。しかし、ほとんど検査がおこなわれないので、実態はよくわからず

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PTI




 

人々が感染増強抗体を獲得した後の世界だから

日本を含めたどこの国も、コロナは終わったということになっていまして、多くの国や地域で、検査はほとんどおこなわれなくなり、新たな感染者数の国際機関への報告なども停止した国が多いです。

まあ、どういう数値でも作り出すことができる PCR 検査なんてのが、この世からなくなるのはとても良いことですが (PCR技術というのはもともと病原体の検査用ではないです)、PCR の問題については、以下の記事で、米ニューヨークタイムズなどの報道をご紹介しています。

「90%ほどの偽陽性」を生み出すPCR検査では「コロナ感染者を検出することはできない」ことがはっきりしている中で発令される準ロックダウン
In Deep 2021年1月7日

 

この PCR 技術の発明者であるキャリー・マリス博士は、「 PCRを感染症の診断に用いてはならない」とはっきり述べていました。

それはそれとして、

「コロナがこの世から消えるわけではない」

という現実もあります。

もちろん、これも基本的には「各自で対応」あるいは「放っておけばいい」わけですが、しかし、この世はすでに「ワクチン後の世界」であり、この社会の人々の多くが、

「以前とは身体の状態が異なる」

という現実があります。

最も変化したのは、抗体依存性感染増強 (ADE)という状態を作り出しやすくなる「感染増強抗体」を抱えてしまった人が多い可能性があるという点です。

これは通常の抗体と異なり「永続的なもの」ですので、コロナ(新型ではなくとも、どんなコロナウイルスでも)の再感染時に、常に ADE の懸念がつきまとうのだと思われます。

ADE については、以下のような記事をご参照いただければ幸いです。

 

東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
In Deep 2021年9月11日

人類の大量死につながる可能性を否定できない ADE (抗体依存性増強)についてのメカニズム…
In Deep 2021年4月27日

 

さて、現在、「インドで、新型コロナの感染が再度拡大している」と報じられています。

インド全体での 4月6日の新たな感染者数は、「昨年夏以来の数 (5,335件)」となったと報じられています。

また、首都デリーでは、陽性率が 25%に達したのだそうです。

デリーで 509件の新しい Covid-19症例を記録し、陽性率は25%を超えた

Delhi Records 509 Fresh Covid-19 Cases, Positivity Rate Crosses 25% Mark
outlookindia.com 2023/04/06

保健局が共有したデータによると、デリーは 4月4日に 521件の新たな症例を記録し、昨年 8月27日以来最高の1日の症例となった。1人が死亡した。

4月5日のデリーの陽性率は 25% を超え、陽性率は 26.54%となった。この日は新たな死亡は記録されていない。

これは、昨年 8月27日以来最大の症例数となるが、昨年 8月の陽性率は3.62%だった。

おわかりでしょうか。

昨年8月とほぼ同数の新たな感染者が出ている中で、

 

今年 4月4日の陽性率は 26.54%

昨年 8月27日の陽性率は 3.62%

 

というのは、「今は単に検査をしなくなった」ことを示しています。

これについて、調査が報じられていまして、「インドのCOVID症例は 300%過小報告されている可能性がある」と発表されていますが、先ほどの比率を見ると、もう少し数は大きくなりそうです。

繰り返しますが、検査なんてしないほうがいいに決まっているのですが、先ほど書きましたように、検査があろうがなかろうが、今後、全世界の人々が ADE の懸念と共に生きることになる可能性を否定することはできません。

以前は単なる風邪だったかもしれないですが、ワクチンキャンペーン後は、もはや、そういうものでは「なくなった」可能性があります。

その「 300%過小報告」の報道をご紹介します。




 


インドの COVID 症例が 300%過小報告されている可能性があることを調査が示している

COVID cases in India may be underreported by 300%, shows survey
msn 2023/04/05

コミュニティ・ソーシャル・メディア・プラットフォームであるローカル・サークルズ (Local Circles) が実施した最近の調査では、インドでの COVID-19 の実際の症例数は 300% も過少報告されている可能性があることが明らかになった。

この調査は、国内の 303地区の 11,000人以上の市民を対象に調査したものだ。回答者の 66%が男性で、34%が女性だった。さらに、回答者の 46%が Tier1都市 (※ 最も規模の大きな都市群)から、32% が Tier2都市、22% が Tier3都市と Tier4都市の地区からのものだった。

この調査では、回答者に先月の COVID-19 検査の実施状況について尋ねた。衝撃的なことに、COVID 症状のある人の 76% が COVID 検査を受けていないことを確認した。PCR 検査を受けたことを認めたのはわずか 12% で、PCR と抗原検査の両方を受けた人は 12% だけだった。

調査結果は、インドのほとんどの人が、症状を経験している個人に併存疾患または他の状態がない限り、COVID 検査を受けることを検討していないことを示している。代わりに、大多数は対症療法を選択している。

インド連邦保健省のデータによると、過去 24時間で 4,435人以上の新しい COVID 症例と 15人の死亡が報告されており、現在の国内のアクティブな感染者数は 23,091人となっているが、今回の調査からは、実際はこれより大幅に多い可能性がある。

首都デリーを含むいくつかの地区では、ほとんどの人が COVID 検査の実施と対症療法を受けることを控えているにもかかわらず、検査陽性率は 10% から 25% の範囲と非常に高い。







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