チェンマイで気温が氷点下にまで下がったことを伝えるタイのメディア
東南アジアのタイといえば、南国のイメージが強く、多くの土地が冬でも温暖なのですが、そのタイが異様な寒波に見舞われていることが報じられています。
タイの場所
・Google Map
タイ全域で、平年より非常に気温が低くなっているようですが、特に、北部のチェンマイという場所の周辺では、冒頭のように、氷点下を記録している場所もあり、この寒さにより、少なくとも 6名が凍死あるいは低体温症などで死亡したと報じられています。
南国タイで凍死による被害が出るというのも珍しいです。
以下は、12月7日のタイとその周辺の気温ですが、中部などでも、東京の冬に近いような気温となっていることがわかります。
2019年12月07日のタイの気温
・pogodaonline.ru
首都バンコクでも、この数日、最低気温が 13℃まで下がった日などもあり、タイのバンコク周辺では、いかなる季節でも珍しい「焚き火」の風景が見られました。
タイ北部では、チェンマイの他にも、山間部などでは各地で氷点下にまで気温が下がっていました。
また、タイの隣国のラオスでも、各地で最低気温が氷点下近くまで下がった場所もあるようで、報道によれば、「氷の雨が降った」場所があるそうです。
2019年12月09日のラオスの光景
タイ気象局によれば、タイ北部や山間部では、今月は 10℃以下の最低気温が続くと予測しています。
先ほどの気温分布を見ますと、タイの周辺の国であるベトナムやミャンマーなども結構気温が低くなっていまして、たとえぱ、これらの国に旅行に行くとしても、場所によっては「防寒」ということも必要になるかもしれません。
そのような予定のある方は、現地の気温などを確かめておいたほうがいいかもしれませんね。