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中国の食糧備蓄レベルが過去最大に。2022年には世界の大半の穀物を保有すると見られる

投稿日:2022年1月17日 更新日:


bloomberg.com




 

食糧の問題は今に始まったことではないですが、最近の日経アジアなどの報道で、中国政府が、過去とは比較にならない規模の「食糧備蓄」特に穀物の備蓄を拡大させていることがわかりました。

最近、トンガの海底火山が「過去 1000年で最大かもしれない」というような噴火を起こしましたが、まあ何ともいえないですが、赤道に近い海底火山の大噴火は、それから数ヶ月後の「全世界」に寒冷化をもたらす可能性があます。

今年の農作の状況は、もしかすると厳しいものになるようなこともあり得るのかもしれません。

[参考記事]気象庁が「警報の解除の見込みはない」と述べる津波を世界に放ったトンガ沖の過去最大級の海底火山噴火は「暗い時代」の序章になるのか
 In Deep 2022年1月16日

(報道) 「1000年に1度」の大噴火か (2022/01/16)
(報道)トンガ大規模火山噴火がもたらす「2022年は冷夏」の不安 (2022/01/17)

主要国では、物流の停滞も深刻になっていまして、コロナの感染状況、あるいは、ワクチンパスポートによる人手不足によっては、時間の経過と共に、いろいろ厄介な状況が出現する可能性は高いです。

そんな中で着々と中国は、食糧備蓄を拡大させています。

以下は、2020年までのものですが、中国の食糧輸入額の推移です。

中国の食糧輸入額の推移

asia.nikkei.com

日本政府の食糧備蓄の状況がどうなっているのかはよくわからないですが、気候変動が温暖化・寒冷化のどちらに傾くとしても、世界の食糧問題は拡大していきそうです。

そして、コロナによりサプライチェーンの崩壊がさせら際立ってきています。

日経アジアやブルームバーグの報道をまとめていたメディア記事をご紹介します。


中国政府が歴史的に高いレベルで食料を備蓄している

China stockpiling food at historically high levels
watchers.news 2022/01/14

中国政府が、歴史的に高いレベルで食料を備蓄しており、現在、世界のトウモロコシやその他の穀物の半分以上を保有している。2022年半ばまでに、この国は、世界のトウモロコシ埋蔵量の 69%、コメ 60%、小麦 51%を保有すると推定されている。

日経アジアは、2021年の終わりに、世界人口の 20%未満を占める中国が、世界のトウモロコシやその他の穀物の半分以上を備蓄し、地球全体で急激な価格上昇を引き起こしていることを報じた。それにより、多くの国が飢饉に陥っている。

ブルームバーグは、2022年1月5日、世界の食料価格が 10年ぶりの高値に達し、世界的な懸念を引き起こしていると報告した。

ブルームバーグのアダム・ミンター氏は、「サプライチェーン自身の問題、労働力不足、悪天候、消費者需要の急増などが食糧価格の高騰の原因です。このように様々なことが重なることは、これまではあまり知られていない現象でもあります。その中で、中国政府は主要食糧品を買いだめしているのです」と語った。

米国農務省によると、中国は 2022年半ばまでに、世界のトウモロコシ埋蔵量の 69%、コメの 60%、小麦の 51%を保有する予定だと見ている。

中国政府が食糧備蓄を「歴史的に高いレベル」に維持していると、中国の国家食糧戦略保護区管理局の穀物保護区責任者である秦玉雲氏は述べた。

「中国の小麦備蓄は 1年半の需要を満たすことができます。中国での食糧の供給については何の問題もありません」

中国の穀物輸入は、過去 10年間で約 20%の増加を表しており、データは中国政府が穀物を蓄え続けていることを明確に示している。

2005年には、中国の食糧輸入額は 100億ドル(約1兆1000億円)未満であった。

しかし、2010年には、その額は 200億ドルを超え、2019年には 800億ドル、2020年には 1,000億ドル(11兆円)近くまで前年比で増加を続け、10年前の 4.6倍となっている。







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