2019年1月17日 映画のワンシーンのようなカイロの光景
エジプトの首都カイロが 1月17日、強い砂嵐に見舞われました。
その影響で、風景がオレンジ色に染まるという事態が発生したことが報じられています。
カイロの街全体がオレンジ色に染まると共に、風景全体が曖昧な様相となり、「前衛的な日常」というような光景が広がったようです。
2019年1月17日 エジプト・カイロ
エジプトのカイロがこのようになっている中で、他の中東の周辺地域は、異例の寒波に見舞われている場所が多くなっています。
エジプトの周辺
・Google Map
少し前には、レバノンが激しい大雪と寒波に見舞われていたことを以下の記事でご紹介させていただきました。
その後、大雪や寒波は、シリアなどにも拡大していまして、1月16日には、イスラエルでも雪が観測されたことが報じられていました。
1月16日 イスラエルのエルサレム市内の様子
なお、今回のエジプトのように「赤く染まる」という現象に関しては、少し前の In Deep の以下の記事で取りあげさせていただいたことがあります。
ご参照いただければ幸いです。
地球は赤い時代へ : オーストラリアが十年ぶりに真っ赤に染まった日に思った「世界はなぜこんなに急速に赤くなり続けるのか」
砂嵐を発生させやすい気象状況が続いていますので、まだまだこのような赤い現象は続いていくと予測されます。