5月30日のドイツ・ブラウンスバッハの様子
ドイツ南部が記録にないほどの極端な集中豪雨に見舞われ、鉄砲水などを含む大規模な洪水が発生し、ドイツの報道によれば、少なくとも4名が死亡しました。
このドイツの雨は、上の写真のブラウンズバッハというところなどを含めたいくつかの地域で、 AFP 通信の報道によれば、
> 通常の数か月分の降水量を超える雨が数時間のうちに降った
というとんでもない雨だったのです。
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下の動画は、YouTube に投稿されたブラウンスバッハでの洪水の様子ですが、道路が濁流の川と化している様子がわかります。
ドイツ・ブラウンズバッハ 5月30日
https://www.youtube.com/watch?v=PUy899I02OA
このような鉄砲水が各地で発生したようで、水に流された車や倒木などが家屋や店舗に直撃し、多くの被害を出したようです。
ネット上などには、水の引いた後の様子の動画や写真が数多く投稿されていますが、「水によるすさまじい破壊」の様相を見せてくれます。
水が引いた後のブラウンズバッハの街の様子
「数時間で数ヶ月分の雨」というのは、もう完全な異常ですが、今の気候状況の中ですと、今後もこのような雨が各地に出現し続ける可能性は高いです。
そういえば、この 5月30日、チェチェン共和国の首都グロズヌイでも「極端に局地的な豪雨」というのが降ったようなのですが、その際の雲がすごい。
チェチェン共和国グロズヌイの雲 2016年5月30日
世界各地で「黙示録的な光景」が続きます。