2018年2月18日 真っ赤に染まったイラク・バスラの空
・Iraq. the sky is tinged with a terrifying red blood!
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もはや 28年前となる 1990年の湾岸戦争でも、あるいは 2003年から 2011年まで続いたイラク戦争まで、「いつも血に染まった場所」として上げられたのが、イラクのバスラという街でした。
バスラの場所
・Google Map
そのバスラの空が 2月18日、「真っ赤に染まる」という事態に見舞われました。
・Iraq. the sky is tinged with a terrifying red blood!
これは、最初は意味がわからなかったのですが、現地の報道などを見ていて、その原因がわかりました。
その日、イラクのバスラ地方は「非常に強い砂嵐」に見舞われていたのです。
2月18のクルディスタンの英字報道より
この状況で、おそらく夕方など日が暮れてくる直前あたりに、「バスラが真っ赤になった瞬間」が訪れたのだと想像できます。
ちなみに、この3日前のイラクでは、バグダッドなどで「大雨による洪水」が起きていました。
2月16日のイラク・バグダッドの洪水の様子
最近の中東各地では、雹や雪や洪水といった、これまでにはない事象も繰り返して起きる一方で、今回のような砂嵐も頻発しています。
そして、それはどれも極めて示唆深い現象だと言えるように思います。