2018年2月18日 アルゼンチン・ロサリオにて
・Rosario, Argentina 18/02/2018
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南半球の悪天候の中で、各地でさまざまな空の様相が出現していますが、その中で印象的だったのが、アルゼンチンのロサリオという街で 2月18日に撮影された嵐の中の雲でした。
2月18日 アルゼンチン・ロサリオ
いわゆるスーパーセル(超巨大積乱雲)と呼べるものだと思いますが、キノコ雲的な雰囲気もあり、その巨大な様相も含めて非常に迫力のあるものとなっています。
その悪天候の中での落雷の瞬間。街すべてが紫色に
この激しい光景を出現させたアルゼンチンのロサリオという街は、位置的には、「南緯 33度線上」にある場所でもあります。
・Google Map
南緯 33度線という位置に意味があるのかと言われますと何とも言えないですが、かつて、何度か以下のような記事で、それらの場所のことについて記したことがありました。
・「十の災いのごとく連続した厄災の渦中にある南米ボリビアの位置から導かれた「33度線」に関する「あること」
In Deep 2017/02/17・「南北2つの33度線」のそれぞれに出現した真っ赤な血のような、あるいは鮮やかなマゼンタ色の太陽たちが物語る2016年
In Deep 2016/12/16
上の記事にもありますが、このあたりは、様々な災害、あるいは赤い太陽(原因は山林火災)をはじめとした象徴的な光景が相次いでいる場所でもあります。
2016年3月9日に南緯33度上のサンチアゴで撮影されたピンクの太陽
こういう象徴的なことの意味はさておいても、これらの場所に相変わらず示唆的な光景が出現し続けているものだとは感じます。
激しい悪天候を各地にもたらし続けた今年の南半球の夏もそろそろ終わりに向かいます。
次は北半球が春から夏に向かっていくことになりますが、今年の北半球の気候の様相はどのようになるのかな、とも思います。