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日本にも1億2000万回分やってくるアストラゼネカ社ワクチンの「変異種に対しての有効率は10%」という研究結果が医学誌NEJMに掲載された

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taiwannews.com.tw




 

英国アストラゼネカのコロナワクチンといえば、「あまりにも副作用(副反応)が多い」として、3月中旬までに、EU 13カ国を含めた世界 24カ国で接種を一時停止していた「いわくつき」のものです。

2021年3月16日までにアストラゼネカのコロナワクチンの接種を停止した国

Which Countries Have Stopped Using The AstraZeneca Vaccine?

しかし、アストラゼネカと欧州医薬品庁は、報告されている副作用について慎重に精査(期間は 1日か 2日)した結果、欧州医薬品庁は「安全性に問題なし」と発表し、ヨーロッパの主要国に関しては、3月18日に接種が再開されました。

BBC は以下のように伝えています。

EU主要国、アストラゼネカ製ワクチン接種を再開へ

アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発したワクチンをめぐっては、血栓との関連を懸念し、EU加盟の13カ国が接種を見合わせていた。

欧州医薬品庁は同ワクチンを検証し、この日、血栓リスクの増加とは「関係がない」と発表。欧州医薬品庁トップのエマー・クック氏は記者会見で、「これは安全で有効なワクチンだ」と述べた。
この見解を受け、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの各国は、同ワクチンの接種再開を表明した。 BBC 2021/03/19)

アストラゼネカと欧州医薬品庁からは「安全だ」と発表されただけで、当然のように、その証拠やデータは示されていません。

このアストラゼネカのコロナワクチンについて、世界で最も医学関係者たちに広く読まれている医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン (NEJM)に、このアストラゼネカワクチンの最新の

「コロナ変異種への有効性の研究」

が掲載されていました。以下が論文です。

Efficacy of the ChAdOx1 nCoV-19 Covid-19 Vaccine against the B.1.351 Variant

いろいろと説明させていだくより、この論文の「結果」から以下の部分を抜粋させていただけば、十分のような気がします。

分析されたこの変異体に対するワクチン有効性は、10.4%だった。

nejm.org

というように、変異種に対しての「有効性は 10.4%」という、もう有効性も何もない結果が示されています。

ちなみに、新型コロナウイルス全体への有効率は、21.9%でした。

アストラゼネカのワクチンは、接種以前には「有効率 95%」を謳っていたのですが、変異種にまったく効果がないため、20%程度にまで下がったようです。

というか、論文のグラフを見ますと、「そういう問題を越えているだろ」と言っていいような数値が示されています。

何と、「研究期間中のほとんどの期間で、プラセボ(偽薬)のほうが有効率が高い」のです。以下は、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの論文からのものです。

アストラゼネカのワクチンの接種後の有効率(累積)の推移

nejm.org

「もう予防接種だとか言えるものではないな」

とは思いますけれど、このようなワクチンが世界中で展開されています。

近くの国では、台湾でも 3月22日からアストラゼネカのワクチン接種が開始されることが台湾で報じられていました。

「近くの国」といえば、近くというか当国の日本はどうでしょうか。

日本のアストラゼネカのワクチンに関しては、以下の通りとなっています。

WHOは促進、日本も大量契約 中断のアストラゼネカ製

英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、フランスやドイツ、イタリアなどの欧州各国が15日、使用を中断すると決めた。一部の国で接種後に血栓ができる副反応の疑いが報告されたためだ。

同社のワクチンは日本政府も1億2千万回分調達する契約を結んでおり、そのうち3千万回分が今月末までに輸入される予定になっている。 朝日新聞デジタル 2021/03/16)

ここにありますように、アストラゼネカのワクチンは、

> 3千万回分が今月末までに輸入される予定

だそうです。

有効率が事実上ない上に(ワクチン承認の基準は有効率 50%)、副次的な影響だけは甚大な報告が相次ぐこのワクチンが日本でも順次使用されていくことになりそうです。

アストラゼネカのワクチンは「 DNA 」を使用するところが他のワクチンとの大きな違いです。

人工のコロナ DNA をウイルスを使って細胞まで運ぶというものです。

このアストラゼネカのワクチンのメカニズムについては、以下の記事に、新潟大学名誉教授の岡田正彦さんによるご説明を載せています。

新潟大学名誉教授が訴える「新型コロナワクチンの危険性」の内容。これらのワクチンの身体への不安な影響は、場合により「永続的」に続く
In Deep 2021年3月16日

ある意味では、ファイザー社製のものより「強烈」である可能性もあります。

なお、以下の記事で「コロナの死者数の激しい増加が止まらなくなっている」ブラジルは、アストラゼネカのワクチンと中国のワクチンを使用しています。

ブラジルで何が起きているのか? コロナでの死者数が3月以来、過去最大を更新し続け、同国史上最大の(偽りではない)医療崩壊が起きている可能性
投稿日:2021年3月18日

他人事ではなく、日本や台湾などのこの東アジアエリアにも、このワクチンがやってきます。

このアストラゼネカのワクチンの背後には、「ウェルカム・トラスト」というイギリスの医学研究支援等を目的とする公益信託団体などが関係していますが、歴史を辿っていくと、いろいろと浮かんでくる部分もあります。

奇妙な「地球の記録」が進行しています。







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