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動物の異常 大量死 異常な現象

南米チリ中部の海岸で「数百万匹」に達する黙示録的な魚の大量死が発生

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2021年2月3日 死亡した魚に覆い尽くされたチリ・ビオビオ州の海岸。 mercopress.com




 

海での生物の大量死は、この数年かなり頻繁に起きていますが、2月2日に、南米チリの海岸で発生した魚類の大量死は近年稀に見る大規模なものでした。

それは、数にして推定「数百万匹」に及ぶ大量死とされ、写真を見ましても、死亡した魚に海岸が文字通り埋め尽くされています。打ち上げられた種類は、イワシ、カタクチイワシ、イボダイ、そして甲殻類も含まれていると報じられています。

2021年2月3日 チリ・ビオビオ州の海岸

Defendamos Chiloé


mundoacuicola.cl

チリの報道によれば、実はこの地域では過去数週間、繰り返して魚類の大量死が起きていたそうで、そしてこの 2月2日のものが最大級の事象となったようです。

発生しているのはチリのビオビオ州という場所にある海岸です。

ビオビオ州

Googla Map

大規模な大量死の原因は、2月3日から調査が開始されましたが、現在までのところ、正確な原因はわかっていません。

大量死の現場で調査する科学者

memesita.com

今のところ、大量死と関連する可能性のある汚染物質は検出されておらず、最も考えられるのは、海水温の上昇による低酸素による酸欠による大量死ではないかという見解が示されていますが、明確なものではありません。

しかし、繰り返し発生しているということは、今後も大量死が起きる可能性も否定できないため、当局は警戒を強めているようです。

チリにはさまざまな産業がありますが、水産物の輸出額も世界的なものとなっていて(水産物の輸出額は 214カ国中第 5位)、海に大規模な異変が起きると、影響も大きなものとなるかもしれません。

もっとも、今「海の生物の異変」が起きているのは、このチリに限らないわけで、日本も含めて世界中でこれまでに経験のないような海洋生物の異変が報告され続けています。

以下の記事では、日本やアラスカなどの異常な漁獲高についてふれています。

海の異常は終末的なレベルへ : 極端な魚類の消滅が世界各地で発生中。そしてカリフォルニア沖の海底では「原因不明の謎の巨大穴」が5000個以上見つかる
In Deep 2019年12月14日

この記事では「海洋熱波」と呼ばれる発生源不明(海底からの可能性が大)の熱源により、海水の温度が異常な上昇を示す場所が多くなっていることにもふれています。

世界中で海もまた確実に変化しています。







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