2019年10月29日の報道より
・newsrnd.com
最近は、中東の砂漠での豪雨や洪水も珍しくなくなってきていますが、10月25日から 27日、サウジアラビア北東部で、3日間ものあいだ大雨が降り続くという事態が発生しました。
その大雨によって、各地で激しい洪水が発生し、10月28日までに、少なくとも 7名が死亡したと伝えられています。
2019年10月25-28日のサウジアラビア北東部各地の様子
以下は、10月27日のアル・バティンという場所での様子です。ここまで冠水した中を車を走るのは危険な気もしますが。
https://youtu.be/2Gr5tHAkj40
サウジアラビアでは、2018年以来、それまで経験したことのないような大雨や、それに伴う洪水がたびたび発生するようになっています。
2月にも大規模な洪水が起きたことを以下の記事で取りあげたことがあります。
また、昨年以来のサウジアラビアの砂漠では、通常は降らない大雨が繰り返されている中で、「砂漠に花が咲き乱れる」という事態も何度か起きています。
2018年12月 大雨の後に砂漠にに花が咲き乱れた
・earthreview.net
日本を含めた、どんな国や地域も、今はかつてとちがった気象や気候に見舞われることが普通になってきています。そして、変化は今後もさらに大きくなっていく可能性が高くなっています。
いろいろな気象や自然災害が続いていますが、大雨と洪水というのは、その中でも特に増加している異常気象に関する現象のひとつです。