地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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南米チリで史上最悪の森林火災により国家非常事態宣言。火災発生場所は100カ所にのぼり、多くは鎮火の兆しなし

   

首都サンティアゴに迫る森林火災 2017年1月24日

State of emergency in Chile because of wildfires; smoke cloaked Santiago

 

南米のチリで、記録に残る近現代史で最悪となる森林火災が、少なくとも数週間に渡り続いており、チリ政府は国家非常事態宣言を発令しています。

燃え落ちるサンティアゴの家屋

Santiago Times

雨の少ない干ばつ状態が 10年ほども続いていて、また、今のチリは気温が異常に高く、火災が発生しやすい上に収まらない事態となっているようです。

火災は主に、首都サンティアゴの周辺の中部から南部にかけて起きていて、サンティアゴでも建物などに大きな被害が出ていることが報じられています。

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今回は、そのことを報じているメディア記事をご紹介します。

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Worst wildfires in Chile’s modern history
The Watchers 2017/01/26

チリの現代史の中で最悪の森林火災

 

過去数週間にわたり、チリ中部および南部を襲っている森林火災は、2017年1月26日現在、23万8600ヘクタールの面積を消失し、6人が死亡している。中部・南部を中心としたいくつかの地域では、森林火災に対しての最高警報が発効されたままだ。

1月26日の午前 7時現在までに 99件の森林火災が報告されており、そのうち 64件についてはいまだ鎮火されていない。30件の森林火災は制御下にあり、5件の森林火災が鎮火した。

現地メディアによれば、死者数は6人、負傷者は 300人に達している。現在までに 4,000人が避難し、340軒以上の住宅が消失した。

今回の山火事はチリの近代史上最悪とされており、ミシェル・バチェレ大統領は、「チリの歴史の中で、このような規模の火災を見たことはありません」と語った。

政府は現在、人為的に可能なすべてのことを行っているとしており、また、国際的な支援を求めている。

また、バチェレ大統領は、少なくとも一部の火災は、意図的に放火された可能性があり、多数が逮捕されていると付け加えた。

火災は、10年近くの干ばつの最中に強い風と極端に高い気温によって加速している。

今後のチリの気温も非常に高く推移することが予測されており、最高で 39℃の気温が予測されている地域もあり、猛暑が鎮火を遠ざける可能性もある。

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