大量死 異常な現象 疾病と感染症

英国政府のデータは「若い世代のガンによる死亡が2022年から劇的に増加している」ことを示す

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自然の状況ではあり得ない急激な増加

データアナリストのエドワード・ダウドさんが、最近、英国政府のデータに基づいた「 2022年の英国でのガンによる超過死亡率の推移」をレポートで発表しました。

報告書そのものはこちらにあります。

これについては、数値とグラフだけを以下の記事で取り上げました。

(記事)英国の2022年までのガンによる超過死亡率(2010-2019年の平均との比較)
BDW 2023年11月23日

その後、米メディア、ディフェンダーが、詳細にこのことについて報じていることを知りましたので、ご紹介させていただこうと思います。

最初にグラフを提示させていただきますと、以下のようになり、自然の状態ではあり得ないような顕著な増加となっています。

2019年から2022年の英国のガンによる超過死亡率(15歳 - 44歳)

childrenshealthdefense.org

2022年に最も増加したガンによる死亡は「男性の悪性黒色腫(皮膚ガン)」で、2010年から2019年の平均との比較では、120%増加しています。

次に、女性の膵臓ガンで、80%の増加でした。

それと共に「あり得ないほど急速に進行と転移が見られるガン」も大幅に増加しているようです。

 

実際には、2年ほど前には、すでにガンの増加の傾向が見られたのですが、2022年になって、それが顕著になってきたようです。

以下は 2年前の記事で、ワクチンとガンについての論文を取り上げていた記事をご紹介しています。

(記事)ワクチンとガン発生について改めて考える
In Deep 2021年10月11日

この 2年前には「免疫抑制」の問題が主だったのですが、その後、ヒトヘルペスウイルスの再活性化の問題や、DNA の混入の問題、最近では、マイクロRNA (miRNA)の問題も浮上してきました。

他にも、さまざまなガンと関係する要素があり、少し前には、もはや、以下のタイトルのような気持ちに達せざるを得ない状態でした。

(記事)ともあれ、宿命的にガンは増えるのだから
In Deep 2023年9月26日

それが今、現実として数字に表れ始めているということなのかもしれません。

今後もガン患者が増え続けるのかどうかはわからないですが、曖昧な予測としては、「増えない」と考えることには無理があります

ディフェンダーの記事をご紹介します。





新たな報告書:若者たちがガンで「爆発的」な率で死亡していることを英国政府のデータは示す

New Report: Young People Dying of Cancer at ‘Explosive’ Rates, UK Government Data Show
childrenshealthdefense.org 2023/11/21

データアナリストのエドワード・ダウド氏による新たな報告書によると、英国政府のデータの分析で、新型コロナワクチンの普及後、15歳から 44歳のガンによる死亡が前例のないほど増加していることが示された。この報告書を受けて、さらなる調査を求める声が新たに高まっている。

エドワード・ダウド氏の新たな分析によると、英国の 10代と 20代、30代、 40代の若年世代が、新型コロナウイルス感染症の集団ワクチン接種が始まって以来、前例のないペースで急速転移性のガンや末期ガンにより死亡している。

元ウォール街のヘッジファンドマネージャーであるダウド氏による 45ページの報告書は、数十年にわたるガンでの死亡率データの急激な逆転を示しており、腫瘍学者たちを警戒させている。

ダウド氏は、英国国家統計局から容易に入手できる政府統計に基づいて分析を行った

ザ・ディフェンダーとのインタビューで、ダウド氏は、少数の高レベルの科学者、データアナリスト、金融専門家を含む研究パートナーとともに、国際疾病分類第10版(ICD-10)のすべてのコードを調べ、原因を調べたと述べた。

彼らは、悪性新生物(C00 ~ C99 コード)の傾向を調査するため、2010年から 2022年の研究期間における英国での死亡を調査した。ICD-10 コードは、世界保健機関 (WHO) によって設定された、診断、症状、請求処理手順に関する国際的な分類だ。

ダウド氏は、研究チームは顕著なパターンに気づいたと述べた。2021年のコード化された死亡の 92%と 2022年のコード化された死亡の 70%から「若者のガンによる死亡の強い兆候が明らかになった」と同氏は述べた。

悪性新生物による死亡率の大幅な増加が 2021年に始まり、2022年に大幅に加速したことがわかる。

2022年の英国の 15~ 44歳のガンによる死亡率が歴史的標準を上回ったという調査結果には以下が含まれた。

・女性の乳ガン死亡率は28%増加。

・膵臓ガンによる死亡は女性では80%増加、男性では60%増加。

・結腸ガンによる死亡は男性で55%増加、女性では41%増加。

・男性では致死性黒色腫が 120% 増加し、女性では 35% 増加。

・男性の脳腫瘍による死亡は 35%増加し、女性では 12%増加。

・部位特定なしのガン(急速な転移を示すガン)における男性のガン死亡率は 60%増加し、女性では 55%増加。

この新しい報告書は、「英国死因プロジェクト」における同氏の 3回目の報告となるもので、以前は「英国の 15~44歳の心血管疾患による死亡と障害の傾向」および「英国の 15~ 44歳の心血管系の死亡傾向」を調査していた。同氏は、若者のガンの急増と新型コロナワクチンを関連付ける臨床証拠が増えていることが、ダウド氏を最新の研究に導いたと述べた。

「私たちは、15~ 44歳の若年層に焦点を当てて研究を行っています。なぜなら、現在、人口内で発生している多くの説明不能な進行性の異常なガンの事例証拠が増加しているため、若い人では、特に関心の高いテーマだからです」と彼は研究の中で書いている。

レポートから得られた主な調査結果は次のとおりだ。

・乳ガンは女性が多くを占める。15~ 44歳の女性における死亡ガンの最も一般的な原因は乳ガンで、2022年の女性の悪性腫瘍による超過死亡率全体の約 25%を占める。 超過死亡に基づくと、女性にとって次に危険なガンは、結腸ガンと子宮頸ガンだった。

・2022年には若い男性と若い女性の両方でガンによる死亡が劇的に増加したが、男性でガンによる死亡が不釣り合いに高かった。しかし、女性の乳ガンに匹敵するような優勢なガンは存在しなかった。2022年の男性の死亡ガン増加のうち、脳ガン、結腸ガン、胃ガンが 30.9%を占めた。

・他の臓器への急速な転移を示す「部位特定のない」ガンは、2022年に「爆発的に増加した」とダウド氏は書いている。

「これらのガンは、女性(2021年と2022年)と男性(2022年)の両方で大幅に増加しており、発見された時点ですでに転移していた可能性がある。これらの人々は早期のスクリーニングを必要としない若い人々を指しているため、これらのガンは急速に増殖する可能性がある」と記している。

・男性の皮膚ガンによる死亡率は 2022年に 118%と大幅に上昇した。「これらのガンがすべてのガンのうちの大きな割合を占めるわけではないにもかかわらず、だ」とダウド氏は書いた。

・消化管のガンは、「 2010~ 2019年の傾向と比較して、2021年と 2022年に爆発的な変化が見られた」とダウド氏は書いた。ダウド氏は以下のように述べる。

「特に注目すべきは、結腸ガン、胃ガン、食道ガンです。消化管に関連するこれらのガンの重要性は大幅に高まっているようであり、男性に不釣り合いな影響を与えているようであることにも私たちは気づいています」

・膵臓ガンは「女性(2022年)と男性(2021年と2022年の両方)で大幅な増加が見られた。なぜこれらのガンがこれほど劇的に増加したのか、そしてなぜ最初に男性で次に女性で増加したのかは、調査する価値があると私たちが考える疑問の 1つです」とダウド氏は述べた。







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