2016年7月14日のロシアの報道より
ロシア・シベリア地方のサハ共和国の首都ヤクーツクで 7月12日から 13日にかけて「雪が降った」ことが報じられています。
2016年7月13日のヤクーツク
・vk
この時期としては異常に冷たい大気が流れこんでいるために、夏にもかかわらず、最低気温がマイナス 2℃前後という状態が続いていて、雪も降り出したということのようです。
ヤクーツクの場所
・Google Map
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ヤクーツクは、場所的に気温の低い場所で、ヤクーツク - Wikipedia を見ますと、1月などは平均「最高」気温が「マイナス 39.5℃」というものすごい場所です。
しかし、5月から 10月は比較的温暖で、たとえば、7月の日中の平均気温は 18.6℃で、最高気温が 38.4℃という記録も残っていて、また、7月の最低気温の記録が 氷点下 1.5℃と、起伏に富んだ気温を持つ場所のようですが、7月に現在の氷点下 2℃という気温や、雪を記録するのは珍しいようです。
寒さに慣れているということもあるのか、どちらかというと、ヤクーツクの住民の皆さんは夏の雪を楽しんでいた様子が伺えます。
雪で覆われた畑に水をまいている女性
・vk
2016年7月12日と日付けが入れられた雪だるま
雪の中で半裸でポーズをとる男性
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夏に「夏の雪2016年」の記録を書く女性
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いずれご紹介したいと思いますが、今、南米では、さまざまな国や地域が厳しい寒さに見舞われていて、北半球でも、このヤクーツクのような異例の寒さや「夏の雪」となっている場所がある一方で、ヨーロッパの一部やアジアなど、異例の暑さに襲われているところも多く、世界は寒暖どちらも過激化している状態が続いています。