パンデミック 大量死 異常な現象

日本のウイルス学の専門家たちが、「オミクロン変異体は自然変異ではない」とする論文を発表し、人為的な変異である可能性を示唆

投稿日:2023年8月7日 更新日:




(訂正 08/08) 宮沢氏、田中氏、両氏のプロフィールを

宮沢 孝幸氏 / 京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 准教授
田中 淳氏 /大阪医科薬科大学 研究支援センター 助教授

としていましたが、以下に訂正させていただきます。失礼いたしました。

宮沢 孝幸氏
京都大学 医生物学研究所 准教授

田中 淳氏
大阪医科薬科大学 医学研究支援センター 助教

 

しかも、オミクロン株は2020年にすでに存在していた

京都大学などの専門家の方々が、数日前、以下のようなタイトルの論文を発表していました。

SARS-CoV-2 変異体の進化過程の不自然さ。そして意図的な自然選択の可能性
Unnaturalness in the evolution process of the SARS-CoV-2 variants and the possibility of deliberate natural selection

 

この「意図的な自然選択」というのは、この変異が人為的なものであることを示唆していると考えられますが、論文には、研究者のお名前は英語で表記されているのですが、間違いがないとすれば、以下のおふたりによる研究だと思われます。

宮沢 孝幸氏
京都大学 医生物学研究所 准教授

田中 淳氏
大阪医科薬科大学 医学研究支援センター 助教

 

論文のタイトルには、「 SARS-CoV-2 」とありますが、この研究では、「オミクロン変異体」に焦点を当てています。

この論文の概要をご紹介したいと思いますが、パンデミックが始まった 2020年から、そのこと(コロナの人工性)に言及していた方々はたくさんいました。

2020年4月(各国でロックダウンが始まった直後の頃)には、HIV を発見した功績で、2008年にノーベル医学賞を受賞したリュック・モンタニエ博士が、それに言及しています。

(記事) HIV発見の功績でノーベル賞を受賞したリュック・モンタニエ博士が「新型コロナは人工ウイルス」とする論文を発表
 In Deep 2020年4月18日

また、2021年2月には、チェコの分子遺伝学者であるソナ・ペコバ博士が、同じことに言及されていました。

(記事) チェコの著名な分子遺伝学者が、第二波と第三波の新型コロナウイルス株は人工的に設計されていると主張。英国の変異株は「SARS-CoV-5」だとも
 In Deep 2021年2月17日

 

オミクロンに関しても、2021年11月に、南アフリカの研究者たちが「オミクロンの進化の異常さ」に言及しています。変異部分に置換と欠失だけではなく、「別の遺伝子の挿入」があることが見出されていました。

(記事) オミクロンってのは本当に自然の変異の産物なのか? …と思わせる「別の遺伝子の断片が挿入している」ことを判明させた国際的研究の解析結果
 In Deep 2021年12月5日

 

このように、新型コロナが自然発生したものか、あるいは、オミクロンが自然進化したものなのかどうかということについては、グレーのままだったのですが、

「次第にクロに近づいている」

ようです。

日本の研究者たちの論文の概要をご紹介させていただきます。

太字はこちらで入れています。





SARS-CoV-2変異体の進化過程の不自然さと意図的な自然選択の可能性

Unnaturalness in the evolution process of the SARS-CoV-2 variants and the possibility of deliberate natural selection
zenodo.org 2023/08/05

概要

過去 3年間にわたり、SARS-CoV-2) はパンデミックを繰り返し、アルファからオミクロンまでのさまざまな変異型を生成した。

本研究では、SARS-CoV-2 分離株のうち、スパイクタンパク質に多くのアミノ酸変異を有するオミクロン変異体に焦点を当て、SARS-CoV-2 オミクロン変異体の形成に至る進化過程を解明することを目的とした。

SARS-CoV-2 オミクロン変異体の形成につながる変異の順序を決定するために、オミクロン BA.1 関連分離株 129株、BA.1.1 関連分離株 141株、BA.2 株 122株の配列を比較し、関連する分離株を見出し、SARS-CoV-2 オミクロン変異体の進化過程を解明しようと試みた。これには、SARS-CoV-2 オミクロン変異体の形成や相同組換えの発生につながる変異の順序が含まれる。

その結果、我々は、オミクロン分離株 BA.1、BA.1.1、BA.2 の一部の形成は、自然界で通常観察される突然変異や相同組換えの蓄積などのゲノム進化の産物ではないと結論付けた。

さらに、オミクロン BA.1 および BA.2 の 35の組換え分離株の研究により、オミクロン変異体が 2020年にすでに存在していたことが確認された

ここで示された分析は、オミクロン変異体は、不可能なまったく新しいメカニズムによって形成されているということを示している。

SARS-CoV-2 の変異体がどのように形成されたかを知ることで、SARS-CoV-2 パンデミックの再考が促される。







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