フィリピンの海岸に「白い毛で覆われた巨大な正体のわからない生物」の死体が打ち上げられたことが複数のメディアで報じられています。
大きさは、下の写真に映っている少年と比べると、大体わかるのではないかと思います。
フィリピンに打ち上げられた生物らしきものの遺体
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この「生物らしきもの」が打ち上げられたのは、フィリピンのディナガット諸島にあるカグディアナオという場所の海岸です。
ディナガット諸島カグディアナオ
・Google Map
報道をいくつか見る限りでは、この謎の生物的存在に対しての公的な調査はされていないようですので、正体は写真で推測するしかないようです。
まあ、こういう外観ですので、どうしても「モンスターではないのか」というような響きの話がインターネット上では大きくなっています。
特に、「長い毛のようなものに見える」という部分が、該当する既存の海の生物で当てはまるものがどうも思い浮かばないような。
今回の事象以外にも、フィリピンでは今月、「次々と海岸にいろいろなものが漂着している」ということになっています。
この 2週間ほどの間に、リュウグウノツカイも、少なくとも2度(おそらく3度)打ち上げられています。
2月21日に打ち上げられたリュウグウノツカイ
これらがすべて始まったのは、2月10日の「大地震」からでした。
フィリピン南部で地震、6人死亡 M6・5
神戸新聞 2017/02/11
フィリピン南部北スリガオ州で10日午後10時ごろ、マグニチュード(M)6・5の地震があり、現地の災害対策当局は、6人が死亡したと明らかにした。少なくとも120人が負傷した。
橋が崩落したり、空港の滑走路が損壊したりする被害が確認された。倒壊した建物も複数あり、当局は巻き込まれた人がいないか確認を進めている。
この大地震の後から「海にいろいろと出現している」ということから、インターネット上では、「地震によって海底に何かが起きたのではないか」というような話も広く出ているようです。
2013年の『パシフィック・リム』という映画は、「太平洋の深海にできた《割れ目》から次々と巨大怪獣が現れる世界」を描いたものでしたが、何だか、それを思い出したりしたのでした。