11月19日 氷の嵐に見舞われたウラジオストックで凍結する車。
・gismeteo.ua
ロシア極東の「日本から最も近い欧州」とも言われているウラジオストック(あるいはウラジオストク)で、11月18日から 20日にかけて、
「繰り返し、氷の嵐が吹き荒れる」
という現象が発生したことがロシアで報じられています。
この間、日中の気温も氷点下 1℃など例外的な寒波を伴う嵐が 3日間ほど吹き荒れたようです。
ロシアのウラジオストックの位置は以下のようになっていまして、札幌などと同じほどの緯度であり、このような季節に、氷の嵐に見舞われたり、日中の気温が氷点下になるようなことはない場所です。
ウラジオストックの位置
・Google Map
この 3日間の「氷の嵐」の被害はすさまじく、ロシアの報道では、インフラの停止などで 12万人が影響を受けたとのことです。
写真を見ますと、非常に破壊的な気象の現象だったことがわかります。
2020年11月18-20日 ロシア・ウラジオストック
ウラジオストックは、日本列島ともかなり近い場所であり、今後このような破壊的な気候システムの影響を日本も受けることがあり得るのかもしれません。