太陽活動と宇宙 異常な現象

2022年5月の太陽黒点数がアメリカ海洋大気庁の予測の2倍以上となり、今後の黒点予測数が大幅に変更される

投稿日:2022年6月4日 更新日:




 

私は過去 10年くらいの間になりますかね、太陽活動に興味を持って以来、「太陽活動は縮小していく」と確信していました。

ところが、2年くらい前から少しずつ「ちょっと雰囲気が違う」というようなことになっていきまして、昨年 2021年後半には、はっきりと、

「これからの太陽活動は縮小してはいかない」

と思うに至り、それまでの 10年ほどの思い込みがすべて外れていたことを知らされることになります。

それについて書いたのは、2021年12月の以下の In Deep の記事などですかね。

 

[記事] 過去の個人的な予測にすべて反する「サイクル25の太陽活動の異様な強さ」から見る未来。死と過剰な暴力がどれだけ拡大するかはまだわからないですが…
 In Deep 2021年12月21日

 

その後も太陽活動は着実に巨大化していきました。

そして、最近、NOAA (アメリカ海洋大気庁)がウェブサイトで、

「今後の太陽黒点数の予測を修正した」

発表していました。

以下は、NOAA のサイトにある「予測値と実際の黒点数」の差異です。

赤い線()が予測値で、黒ラインとドットが実際の黒点数です。


NOAA

NOAA の黒点数の平均値予測が「 39.7」だったのに対して、実際の観測数の平均は「 96.5」と、予測の 2倍以上となっていました。

そして、グラフを見てもおわかりかと思いますが、月ごとの経過と共に、予測値との乖離が大きくなっていまして、

「昨年から急激に活動が活発になっている」

こともわかります。

以下は、1975年からの「予測値と実際の観測値」を示したものです。

サイクル25の黒点数予測と実際の観測値

NOAA

この状況からは、現在の太陽活動周期サイクル25の黒点数は、前回のサイクル24と少なくとも同等規模で推移しているか、グラフを見る限りサイクル24より大きく見えます。

ここにある赤いラインなどのような推移をしていった場合、2025年頃にはかなり大きな太陽活動となりそうです。

その頃の社会がどうなっているのかは今ひとつわからないですが、太陽活動の影響の観点からも混乱が拡大している世の中となってしまっているかもしれません。







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