動物の異常 異常な現象 自然の力

中国内モンゴル自治区で「ヒツジの群れが12日間止まることなく円を描いて歩き続ける」という原因不明の現象が撮影される

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円を描いて歩き続ける羊たち。12日間ずっと続いたと報告されています

dailymail.co.uk




原因は不明ながら

中国の内モンゴル自治区で、

「ヒツジの群れが時計回りに円を描いて歩き続ける」

という奇妙な光景が撮影されたことを英デイリーメールが報じていまして、しかも、

「 12日間、休むことなく、ヒツジたちは歩き続けた」

のだそうです。

以下が中国国営放送 CCTV ビデオで放映されたビデオです。

理由は不明ですが、そもそも、「 12日間、不眠不休で連続で歩き続けられるもの?」とも思いますけれど、実は、こういう、動物たちが円を描いたフォーメーションを作ることは、陸上生物ではあまり聞かないですが、水中生物では見聞します。

魚類やサメなどが、「群れで円を描いて泳ぐ」という光景が、たまに撮影されます。

オニカマスの群れが円を描いている様子

jstor.org

実際には、水中の生物の多くが「円状に旋回して泳ぐ」ものであることがわかっていますが、「その理由は」は、ほとんど科学的に明らかになっていません

以下は、スミソニアンの記事にあったイラストです。

ペンギン、イタチザメ、ジンベエザメなどの旋回の様子

smithsonianmag.com

このスミソニアンのこの記事には以下のようにあります。

 

(2021年3月のスミソニアン・マガジンより)

> これらの動物がこの行動を示す一般的な理由は不明のままだ。研究者たちは、旋回行動に影響を与える可能性のある環境要因をさらに調査し、他の海の動物も旋回するかどうかを調査し続ける予定だ。 smithsonianmag.com

 

個人的には、「地球の磁場」の影響があるとは思います。

あるいは、磁気を含む宇宙からのエネルギーも関係あるとは思います

以下は昔の In Deep の記事で、「ほとんどの動物が、磁場により生きている」ことを書いています。

 

[記事] おそらく人間を含めた「全生物」は磁場により生きている:ハトや蝶が持つ光受容体がヒトにも存在していること…
 In Deep 2015年11月23日

 

そして、「人間も地球の磁場を感知している」ことが、カリフォルニア工科大学の研究でわかったことを以下の記事で書いています。

 

[記事] 人間は《地球の磁場を感知している》ことがカリフォルニア工科大学の日本人科学者の研究により証明される。磁場を感知できる人の割合は「全人類の10%」程度?
 In Deep 2019年3月20日

 

人間の場合、磁場を感じるのは全員ではないようで、カリフォルニア工科大学の研究は小規模な研究ですが、

「被験者 34人中 4人が磁場の変化により脳波が変化した」

とありました。

10%強という感じでしょうか。

今回のヒツジたちの円については、磁場との関係はわからないですけれど、何だかこう、いろいろなエネルギーの場というものが、たまに出現するものなのかもしれません。

ヒツジたちの行動について、デイリーメールの記事をご紹介します。

なお、このヒツジの行動が見られたのは、「全部で 34個ある囲いのうちの 13番目の囲いだけで起きた」そうです。




 


この群れは一体何を…? 中国の農場で羊が「12日間止まることなく」円を描いて歩き回る

What the flock? Sheep walk around in a circle 'for TWELVE DAYS without stopping' on Chinese farm
dailymail.co.uk 2022/11/17

羊たちの群れが 12日間止まることなく円を描いて歩き回っている光景が、11月初旬に中国で撮影された映像から見つかった。 動画では、中国北部の羊の檻の中で、羊たちが時計回りに連続して歩き回っているのを見ることができる。

この困惑する光景は、インターネット上で拡散された後、ショックと混乱をもたらし、多くの人たちが、この羊の行動を理解しようと考えている。

羊たちの飼い主であるミャオさんは、羊の群れのこの動きに唖然としたという。

ミャオさんによると、この動きは、「ほんの数匹の羊から始まった」と述べており、その後に、群れの他のメンバーが参加し始めたという。

中国国営放送 CCTV で報道された映像では、何百頭もの羊が円を描いて互いに続いているのを見ることができる。

他の羊たちは円の真ん中に立っており、そのうちの何頭かは最終的に円を描く行動に参加したが、他の羊たちの中には、円の中心にとどまり、動かずに完全にじっとしている何頭かがいる。

動画は、11月4日に内モンゴル自治区の包頭市で撮影された。

牧場には 34カ所の羊の囲いがあるが、13番の囲いの羊たちだけがこのような行動を始めた。

羊たちがこのように行動し、この不可解な紋様を生成した原因は不明だ。

推定のひとつとして、一部の動物たちには、「見当識障害」を起こし、旋回し始める病気がある。リステリア症がそれだ。リステリア症は、脳の片側に炎症を起こし、羊の異常な行動を引き起こす可能性がある。

しかし、この羊たちの円形パターンでの移動についての理由にはまだ結論は出ていない。







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