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中米で火山活動が連鎖の様相 : グアテマラのフエゴ山の噴火以来、ニカラグアやコスタリカなどの4つの火山で爆発的な噴火が連続して発生している

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6月21日 大噴火を起こした中米ニカラグアのテリカ山


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今年 6月3日に中米グアテマラのフエゴ火山で大規模な噴火が発生し、火山灰や、溶岩流どにより、多数の人々が犠牲となりました。

その様相は以下の記事などで取りあげています。

火山と人類の共存が崩壊する時代に : 記録のある過去500年で最悪の被害を出している中米グアテマラのフエゴ火山がもたらした光景が、これから世界中で加速すると思われる理由

グアテマラは、中米に位置しますが、それ以来、中米での火山活動がまるで「連鎖するかのように」起きています。

後に詳しく火山の位置も示しますが、6月3日のフエゴ山の噴火以来、6月21日のニカラグアのテリカ山の噴火まで、以下の赤く囲んでいる範囲の中だけで 4つの火山が噴火しているのです。


Google Map

具体的には以下の火山が噴火しています。

・ 6月3日 噴火 フエゴ山(グアテマラ)
・ 6月6日 噴火 パカヤ山(グアテマラ)
・ 6月21日 噴火 トゥリアルバ山(コスタリカ)
・ 6月21日 噴火 テリカ山(ニカラグア)

地図では以下のようになります。

2018年6月に噴火した中米の火山


Google Map

6月21日 ニカラグアのテリカ山


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6月21日 コスタリカのトゥリアルバ山


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環太平洋火山帯に位置する中米から南米もまた火山が密集している場所でもあり、今後も「連鎖」があるのかどうかが気になります。

中米以外での火山活動も大変に活発で、この数日間だけでも、日本では新燃岳が噴火し、インドネシアでは、西暦 535年に巨大噴火を起こして地球の環境を変えたと考えられているクラカタウ火山が噴火したりもしています。

現在はまだ地球の環境に影響がある(高層大気で太陽光が遮られることによる長期の寒冷化など)ほどの火山噴火の連鎖は起きていないと思われますが、今後の状況次第では、広範囲の環境に影響を与えることにもなる可能性もないとは言えなさそうです。







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