2018年4月16日 チリ・サンティアゴにて
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南米のチリは、ここ2、3年、いろいろと珍しい空の現象を見せてくれている土地でもありますが、4月16日の夕暮れに、
「真っ赤な光柱」
という現象が撮影されていました。
太陽の光柱自体は珍しいものではなく、大気中の条件があれば、夜明けや夕暮れに出現しますが、その「色」は普通、黄色から、せいぜいオレンジのもので、ここまで真っ赤なものは見たことがありません。
そもそも、この日のサンティアゴの夕陽自体が下のようにものすごく真っ赤だったようで、その色のままで光柱が出現したようです。
光柱が出る直前の夕暮れの太陽
サンティアゴの場所
・Google Map
これらのチリの赤い光柱は、サンティアゴの素晴らしい風景を撮影し続けているカメラマンのロベルト・アンテツァーナさんにより撮影されました。
この方は、これまでも、サンティアゴの数々の驚異的な空の光景を撮影して公開して下さっています。
下は、それぞれロベルトさんが過去に撮影したサンティアゴの空の光景です。
2016年3月 サンティアゴの夕暮れ
・earthreview.net 、Roberto Antezana2017年5月 サンティアゴ上空の鮮やかすぎる彩雲
・earthreview.net 、Roberto Antezana
これまで、チリのサンティアゴに関しては、このブログでもかなりの数のさまざまな現象をご紹介してきました。
[参考] 地球の記録の「サンティアゴ」に関係する過去記事一覧
真っ赤な光柱という少なくとも個人的には大変に珍しい現象が出現していたりするところからも、今年もチリは、たくさんの多彩な現象を見せてくれそうです。
それと共にサンティアゴを含むチリは、環太平洋火山帯の巨大地震の多発地域として日本と双璧をなしている場所でもあり、地質のほうにも何らかの動きがあるかもしれません。