2019年8月6日 メキシコ・サカテカスに発生した赤い竜巻
メキシコ中央部にあるサカテカスという場所で、8月6日、巨大な竜巻が発生したのですが、それは「色の赤い竜巻」でした。
2019年8月6日 メキシコ・サカテカス
サカテカスの場所
・Google Map
砂を巻き上げたりすることによって、このような色彩となるのかもしれないですが、その赤も鮮やかな赤ではく、何となく「血の色」を彷彿とさせる迫力のある赤であることが印象的です。
いくつかの場所から撮影されたこの竜巻の写真が投稿されていましたが、見る地点によっては、真っ黒の竜巻として撮影されているものもありました。
赤い竜巻というのは珍しいものですが、過去の記録を調べてみましたら、かつて取り上げた中で、一度だけ「赤い竜巻」をご紹介していたことがあったことを思い出しました。
しかも、それもメキシコでのもので、チワワ州のリバ・パラシオという町で発生したものでした。
2017年5月30日 メキシコ・チワワ州に出現した赤い竜巻
・SkyAlert Storm
これについては、以下の記事で取りあげています。
ちなみに、メキシコは年々、殺人率が増加していいまして、今年 2019年も、「過去最悪を更新」し続けています。
メキシコの殺人、上半期は過去最高の1万4603件=公安当局
朝日新聞デジタル 2019/07/22
メキシコ公安当局がウェブサイトで公表した統計によると、今年上半期の同国における殺人件数は1万4603件と過去最多を記録した。通年でも、過去最多となった昨年の2万9111件を突破する勢い。
昨年上半期の殺人件数は、登録ベースで1万3985件だった。
そのような国に「血の塔」のような現象が起きているということのようです。
いずれにしましても、今は、ほんの少し前より、竜巻も、また水上での竜巻であるウォータースパウトも著しく増加している気配がありまして、今後も様々な竜巻の光景を見せてくれるのだと思います。