2019年10月9日 記録的に早い大雪に見舞われた米国ワシントン州スポーケン
・fobosplanet
日本は、今、歴史的なスーパー台風を迎える直前ですが、アメリカでも異様な気象に見舞われる直前となっていまして、この 10月11日から中西部を中心に、10月としては歴史的な寒波に各地で見舞われることが発表されています。
以下は、10月11日の北米の最高気温の予想分布ですが、10月初旬としては極端な気温になっていることがおわかりかと思います。
2019年10月11日の北米の最高気温の分布
・Meteociel.fr
中央の青い部分は、最高気温が氷点下を示すと予測されている場所で、青く示されている地域では、-5℃ とか -8℃ などの数字が確認できます。この部分の中心にある州はコロラド州で、その周囲が、ワイオミング州やニューメキシコ州となっています。
このあたりでは、10月としては異例の気温が続くと予測されていまして、農作物の管理に関して重大な警報が出されています。
その一方で、南部では、まだとても気温が高く、テキサス州では、36℃などという高温の場所も示されています。
このアメリカ中西部の寒波に関しては、「これまで、アメリカでは経験したことのないものになる可能性がある」とされていまして、寒気に伴い、雪なども各地で降ることになりそうです。
雪に関しては、すでに 10月9日から 10月10日にかけて、各地で早い大雪が降ったことが報告されています。
北米の10月の大雪の光景は以下のようになっていました。
2019年10月9日-10日 北米各地の雪の光景
10月10日 米コロラド州デンバー
・fobosplanet
10月10日 カナダ・マニトバ
・twitter
10月9日 ワシントン州スポーケン
・fobosplanet
世界中でいびつな気象状況はさらに激しくなっています。
しかし、何より、日本のいくつかの場所は、明日 10月12日にやってくる台風19号 / ハギビスをこれから迎えることになります。
私も直撃を受ける予測の進路に住んでいますので、どうなるのかと状況を見守っている次第です。