2017年8月21日 ポポカテペトル山
その同じ時のアメリカ本土での太陽の様子
・NASA
Sponsored Link
8月21日(日本時間 22日)、アメリカ合衆国を分断するようなルートで皆既日食が観測されました。これはアメリカ本土では 99年ぶりの大イベントとなり、おそらく、史上で最も多くの人々によって観測された日食となったと思われます。
そして、アメリカ本土を皆既日食の様相が通過していったその同じ時、メキシコ有数の活火山であるポポカテペトル山が大噴火を起こしました。
今年 3月11日以来となる噴火で、規模は近年最大だと思われます。
2017年8月21日 噴火したポポカテペトル山
なお、このポポカテペトル山は、Wikipedia にも、
> この山の付近はメキシコ国内有数の未確認飛行物体が多数目撃される地帯として、UFO研究家などには広く知れている。
とあるような「未確認飛行物体が頻発する場所」として有名ですが、今回の噴火でも、冒頭の写真をよく見てみますと、下のようにやはり何か写っています。
本当にいつも何か写る場所ではあります。
過去記事にも、
・メキシコのポポカテペトル山の噴火の中に飛び交う正体不明の多数の「光」
2016/06/22
で、ポポカテペトル山の周囲を飛び交う下の光をご紹介したことがありました。
さて、話が逸れましたが、次の皆既日食をアメリカで見ることができるかどうかはわからないにしても、もし見られるのなら、その日は 2023年 10月14日に訪れます。
今後 10年間の皆既日食は下のような予定となっています。
いずれにしても、アメリカの自然事象の節目となりそうな「国土を完全に横断する皆既日食」という大きな出来事は過ぎていきました。