2018年3月30日 メキシコ・プエブラの夕暮れに
メキシコの首都メキシコシティにも近いプエブラという街に、見ようによっては「神々しくも見えなくもない」というような夕暮れの光が出現していたことが話題となっています。
夕暮れの太陽の光が、ちょっと変わった形をした雲を通過して、そこに光線が空に向かって伸びている……という光景で、「単なるそんな光景」ではありますが、多くの人たちがどことなく「単なる」と言い切るのに抵抗があるのは、いわゆるこれがイエス的な雰囲気を漂わせていたからかもしれません。
メキシコ・プエブラの場所
・Google Map
このプエブラは、活溌な噴火を続けているポポカテペトル山と隣接している街で、ポポカテペトルが噴火する際には、街が火山灰で覆われることもあります。
2016年4月17日のポポカテペトル山の噴火で火山灰に覆われたプエブラ
・環太平洋火山帯の3つの火山の噴火の翌日、さらにメキシコのポポカテペトル山と日本の諏訪之瀬島が噴火
そして、このポポカテペトル山という火山が「不思議な光の話が常に出てくる」山でもあります。
最近で印象的だったのは、2016年6月のポポカテペトル山の噴火の際に、監視カメラが撮影した下の光でした。
・メキシコのポポカテペトル山の噴火の中に飛び交う正体不明の多数の「光」
そんなわけで、このプエブラの周辺は、ポポカテペトル山を含めて、「不思議な光の宝庫」ともいえることもあり、今回のプエブラの光も何となく気になったのかもしれません。