7月16日の米フォーブスの記事より
・Hawaii's Kilauea Volcano Formed A New Tiny Hawaiian Island
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ハワイのキラウエア火山が噴火をはじめてから2ヶ月が過ぎますが、地震などを含めて、その活動の勢いはまったく衰えておらず、当初考えられていたより長期化している感じがあります。
そのキラウエア火山の活動の中で、
「新しい島が誕生している」
ことがアメリカのメディアで報じられていました。
新しく誕生した島
・Hawaii's Kilauea Volcano Formed A New Tiny Hawaiian Island
この島は、ハワイの北側の海岸に現れました。アメリカ地質調査所(USGS)のスタッフたちが、空からキラウエア火山の活動を調査している時に、「ハワイの海岸から近い海の中に新しい島がある」ことを発見したことで判明したものです。
新しい島が発見された場所は、USGS の地図によれば、下のあたりになると思われます。
新しい島が出来た場所
・USGS
場所は、ハワイ島の海岸からほんの数メートルの場所で、大きさは、空からの観測では、6メートルから 9メートルの間くらいの大きさだとしています。
・USGS
今後、このハワイの新しい小さな島がどうなるかはわかりませんが、アメリカ地質調査所によれば、キラウエア火山の噴火が続いている限りは、溶岩が供給されて、その期間が長引けば、ハワイ島と「同化」していくのではないかと。
しかし、いろいろな可能性はあるのでしょうね。
日本でも、2013年の西之島の横に新しい島ができた時は、結局、その「新しい島が西之島より大きくなり」、最終的には、
「新しい島が元の西之島を飲み込む形でひとつとなった」
という例もありました。
2013年11月から2014年11月までの西之島の拡大
・産経新聞。撮影は海上保安庁
ここ数年は、「新しい島」が各地にできていまして、少し前の記事ですが、
・大陸の隆起の時代 : トンガ沖の「新しい島」や西之島が急拡大している中、アトランティスやレムリア大陸の幻想は現実になる?
などに記したことがあります。
それにしても、キラウエア火山とその周辺の地質活動は、むしろさらに活性化しているように見えますね。
今後どのようになっていきますか。