異常気象

新型コロナウイルス最新情報 2020-03-02 感染による死亡者のほぼ99%以上は三十代以上

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Coronavirus

2020年03月02日
患者数 88,929人
死者数 3,044人
中国での致死率 3.63%
中国以外の感染者数 8903人(前日比+2198人)
中国以外の死者数  134人(前日比+26人)
中国以外での致死率 1.6%
日本の感染者数 256人(前日比+14人)




 

2020年3月2日の新型コロナウイルスに関しての主な報道

・韓国の感染確認者数が4200人を超える
・イタリアの感染確認者数は1694人に
・米ニューヨークで最初の感染確認
・チェコ共和国で最初の感染確認
・ドミニカ共和国で最初の感染確認

韓国での新型コロナウイルス感染確認数の増加が続いています。

3月2日午前の時点で、感染者は「 4212人」となりました。

韓国の新型コロナ感染者476人増4212人、死者4人増22人

韓国疾病管理本部中央防疫対策本部が2日、新型コロナウイルス感染者が新たに476人確認されたと発表した。これにより、韓国国内の感染者数は4212人に増えた。死亡者は前日より4人増えて22人になった。

この日感染が確認された476人のうち、大邱の感染者が377人で最も多かった。以下は慶北68人、忠南10人、釜山5人、ソウル・江原各4人、京畿3人、全南2人、仁川・大田・慶南各1人の順だった。大邱市の感染者は3,081人に増えた。朝鮮日報

その時点での韓国での状況は以下のようになっていたようです。


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韓国の感染状況は、以前の武漢のように、やや制御不能の状態に入っている可能性があります。

他の国の状況は、イタリアの感染確認者数も急激に増加していて 1694人になりました。これは一日で 40%以上感染確認者が増加したことを意味します。

フランスは 30例の新たな感染者が確認され、130人に。また、ドイツでも、一日で感染確認者数が倍増して 129人になりました。

アメリカでは、ニューヨーク・マンハッタンで初めての感染確認者が出たことが報じられています。

今は感染拡大の局面ですので、しばらくはこのような状態が続くのだと思われます。

こういう中で、心配なのが「社会の停滞」が、全世界に広がっていることです。

中国や韓国、そして日本でも、都市部や観光地が閑散としている様子が伝えられていますが、感染が拡大しているイランでも、感染者が出ている都市では、人影が街から消えたことが動画などで伝えられています。

以下は、人が街から消えたゴムという人口120万人の大都市の様子です。

ゴムは、イラン第二の聖地である宗教的な大都市であり、神学生も多いことで知られていますが、この街から人の姿が消えています。

https://youtu.be/VSuhb5DR8U4

日本の観光地もどこも人が少ないようです。

岩手の報道では「大震災後のよう」という表現も見られました。

「大震災後のよう」 観光地閑散 新型肺炎収束願う【岩手】
岩手日日 2020/03/01

国内での新型コロナウイルス感染拡大に伴い、一関地方の観光地では年明けからインバウンド(訪日外国人旅行者)を中心に観光客の減少傾向が続いている。

げいび観光センターの船頭の一人は「今は全然お客さんが来ない。まるで2011年の東日本大震災後のようだ」と語り、近くの土産物販売店員も「外国人観光客だけでなく、国内のお客さんも全然来ない」と嘆く。

町内では前年の3分の2程度に利用が落ち込んでいる宿泊施設もあり、飲食店や土産物店関係者は「訪れる皆さんに安心していただく意味でもマスクを着用し、感染防止や拡大に努めていかなければ」と話した。

なお、最近集計された新型コロナウイルスの「致死率」は、死亡者のほとんどが高齢者であることを示しています。

中国での新型ウイルスの死亡率の年齢別分布

Geomatrix by Rilos

死亡者の 81%が 60歳以上であり、さらにいえば、90%以上が 40代以上、そして、ほぼすべての死者が 30代以上となっていまして、現状のままの致死率が続くとしたならば、

「10歳未満、10代、20代の人は感染しても、ほぼ重症化しない」

と言えると思います。

つまり、若い人は感染しても何でもないということです。

そういう意味では、少なくとも若い人たちは、あまり心配せずに過ごしたほうがいいと思います。

この新型コロナウイルスの感染力のすさまじさから見れば、おそらくかなり多くの若い人たちが「すでに感染した」と思われ、そして多くは「軽い風邪」のような症状が続くか、まったく症状が出ないままであり、すでに完治している人も多いと思います。

この世界は若い人たちが築いていくものなのですから、若い人たちが萎縮しなくて良いという部分では救いのある感染症だとも思います。







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