2016年10月19日のインドの英字紙ザ・ヒンドゥーより
・Meteor-like objects fall in Peerumade
インドのケララ州にあるピーラメードという場所で「流星のようではあるけれど、今のことろ正体がわからない物体」が空から落下してきたという報道がありました。
ピーラメードの場所
・Google Map
火球や隕石は珍しいものではないですが、この場合「それが複数だった」という目撃談があることと、また、落下した一帯が警察によって非常線が張られているというような点が、普通の隕石などでの事象ではないことだとは思います。
落下した物体は、「そこにあるまま」のようで、住民たちが近づいてさわったりしているようなのですが、報道の中にある「撮影された画像」が公開されていないようで、今回の記事にある火球や流星の写真は、このことを報じたメディアにあるイメージ画像です。
この報道をご紹介しようかと思います。
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Meteor-like objects fall in Peerumade
The Hindu 2016/10/19
隕石のような複数の物体がピーラメードに落下
10月18日の夜、ケララ州ピーラメードに落下した流星あるいは隕石のような物体は、地域に瞬間的な緊張をもたらした。
この地区のアマチュア天文家である G・R・ゴクル(G.R. Gokul)氏によれば、ゴクル氏が撮影した画像は、流星と同じようなものだったという。
しかし、地面に落下したその物体は隕石のようには見えなかったとも彼は言う。
ピーラメード警察は現場に非常線を張り、人々の立ち入りを制限しているというが、ゴクル氏によると、住民たちは物体が落下した場所に行って、その物体をさわっているという。
インド地質調査所の上級科学者が率いる職員のチームは 10月19日からその物体の調査を始める予定だ。
警察は、落下物近くに住民が赴くことに警告を出しており、誰であろうと物体に近づくことは許されないと述べている。
ここまでです。
アマチュア天文家をして「隕石に見えない」という落下物体は、どういうものなのですかね。
これに関しての写真が出てきましたら、またご紹介したいと思います。