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モデルナ社が「 mRNA技術を使った HIV ワクチン」の臨床試験を開始

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最近、「新しい HIV (エイズウイルス)」が、ヨーロッパを中心として拡大していることについて、以下の記事で科学誌サイエンスなどの内容を取りあげました。

新型エイズウイルス… : 国際的な研究により「毒性が高く進行の早い HIV の新しい変異種」が突如としてヨーロッパで拡大していることが判明。科学誌サイエンスに詳細が発表される
In Deep 2022年2月6日

そうしましたら、モデルナ社が、

「 HIV ワクチンの臨床試験を開始した」

という医療報道があることを知りました。

しかも、コロナワクチンと同じ mRNA ワクチンです。

「またかよ」と思いますが、これは、モデルナ社が昨年、赤ちゃんの病気である RS ウイルスの「 mRNAワクチン」の特許を申請したということがあるからです。

以下の記事でふれています。

私たちの中の永遠の人工RNA
In Deep 2021年6月26日

しかしこれが HIV ワクチンとなりますと……何が問題かといいますと、上の RS ウイルスに対しての mRNAワクチンの特許にもありますけれど、

「周囲にダダ漏れ」

となる可能性があるのですよ。

以下は、モデルナ社の RSウイルスの特許申請を翻訳したもので、何が書かれている部分かといいますと、

「こういうところにワクチンの mRNA が分布する可能性がありますよ」

ということを書いているのです。

米国特許出願番号16/965589 RSV RNAワクチン 特許開示より

Rsv Rna Vaccines

[0233] いくつかの実施形態において、本発明の核酸は、エクソソームにおいて、または1つ以上の体液に由来する場合に定量化され得る。

体液には、末梢血、血清、血漿、腹水、尿、脳脊髄液、唾液、骨髄、滑膜液、羊水、耳垢、母乳、気管支肺胞洗浄液、精液、前立腺液が含まれる。

また、カウパー液、尿道球腺液、汗、糞便、髪、涙、嚢胞液、胸膜および腹水、心膜液、リンパ液、母乳、胆汁、間質液、月経、膿、血清、嘔吐、膣分泌物、粘膜分泌物、便水、膵液、副鼻腔からの液、気管支肺吸引液、および臍帯血が含まれる。

あるいは、エキソソームは、肺、心臓、膵臓、胃、腸、膀胱、腎臓、卵巣、精巣、皮膚、結腸、乳房、前立腺、脳、食道、肝臓、および胎盤からなる群から選択される器官から回収され得る。

これは RSウイルスの mRNAワクチンですけれど、コロナワクチンも同じで、コロナワクチンの場合は、スパイクタンパク質を生産する mRNA がこのように分布する。

では、HIV は?

という懸念がなくはないのかなと。

まあ、記事を読みますと、HIV ワクチンが作り出すものは、bNAbという「広域中和抗体」のようですが、しかし、そんなのもまた mRNA で誘導ことは適切なのかという気もしないでもないです。

ワクチン作るのはいいから、もう mRNA 技術を使うはやめろ、と本当に言いたいですが、今後も、ファイザー、モデルナ共に、インフルエンザなども含めて、次々と mRNA ワクチンを作っていく計画を発表していることが報じられています。

ガンの mRNA ワクチンなんてのも開発中だとか。

本当に勘弁してほしい世界ですが、ともかく、モデルナは HIV の mRNA ワクチンの臨床試験を開始しました。

その医療報道です。


mRNA技術を使用した HIV ワクチンの臨床試験が開始された

Tests of HIV vaccine using mRNA technology have begun
Medical Xpress 2022/01/27

メッセンジャー RNA 技術を使用する HIV ワクチンのヒトでの試験が始まった、とバイオテクノロジー会社のモデルナ社と国際 AIDS ワクチンイニシアチブは 1月23日に発表した。

この第1相試験は、HIV 陰性の 56人の健康な成人を対象に米国で実施されている。

40年間の研究にもかかわらず、エイズを引き起こすウイルスから保護するためのワクチンはまだ開発されていない。エイズは毎年世界中で数十万人を殺している。

しかし、mRNA 技術の成功により期待が高まり、モデルナからのものを含め、記録的な速さで Covid-19 ワクチンの開発が可能となった。

現在試験されているワクチンの目標は、「広域中和抗体」または bNAbs と呼ばれる一種の抗体の産生を刺激することだ。これは、 HIV の多くの変異体に対して作用する可能性がある。

このワクチンは、免疫系の一部である Bリンパ球にこれらの抗体を生成するように教えることになっている。

この試験では、参加者に免疫原(免疫応答を引き起こす可能性のある物質)を注射し、その後、追加免疫原を注射する。

これらの物質は、mRNA技術で提供される。

「 bNAbs の導入は HIV ワクチン接種の目標であると広く考えられており、これがそのプロセスの最初のステップです」と、モデルナと研究機関である IAVI は声明で述べている。

「免疫システムをこの経路に導くには、さらなる免疫原が必要ですが、この組み合わせは、最終的な HIV 免疫療法の最初の重要な要素になる可能性があります」と、主任研究員のひとりは述べる。

この試験で使用された免疫原は、ビル&メリンダゲイツ財団、米国国立アレルギー感染症研究所、およびモデルナ社の支援を受けて、IAVIとスクリップス研究所によって開発された。

昨年の最初の試験で最初の免疫原がテストされ、mRNA 技術は使用されていないが、その研究に参加している何十人もの人々で望ましい免疫応答が引き起こされたことを示した。

次のステップは、新しい mRNA 技術をモデルナ社が導入することだ。

「 mRNA ワクチンの製造速度を考えると、このプラットフォームは、ワクチンの設計と臨床試験に対して、より機敏で応答性の高いアプローチを提供します」と、モデルナ社の声明は述べている。







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