2017年4月15日の中東ヨルダンの報道より
中東のイランで、数十年に1度というような大雨により大変な洪水が発生しているようです。
冒頭の報道では、死者 25名、行方不明者 16名とありますが、その後の別の報道では、死者は 40名近くになっていて、さらに「被害報告はいまだに入り続けており、今後、さらに被害が拡大するおそれがある」と報じられていて、被害はかなり拡大し続けているようです。
イラン北西部での救助活動の模様
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イランとその周辺国
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イラン北部にアゼルバイジャンと隣接している地域がありますが、そのあたりの一帯が特に激しい洪水となっているようです。
この地域での雨量は、40年前に記録したものに並ぶか、それ以上と報じられていますので、きわめて稀な豪雨だったようです。
川と化した道路
氾濫したイラン北西部の川
被害の正確な状況はまだわかりませんが、洪水による被害としては、イランの記録に残るものとなってしまうかもしれません。
中東の気候はここ2〜3年、非常におかしなことになっていますが、今年もその徴候が強く出始めているようです。