7月16日のイエメンの報道社アバラープレスの記事より
中東イエメンに属するアラビア海にあるソコトラ島という島の海岸に、少なくとも 20頭のイルカが死んで打ち上げられるということが、イエメンのメディアで報じられていました。
これまでにこのようなことが起きたことはなかったと現地の報道では記されています。
このソコトラ島というのは、下のような理由で「世界遺産」となっている場所でもあります。
ソコトラ島 - Wikipedia
ソコトラ島は、イエメンのソコトラ県に属するインド洋上の島。世界遺産に登録される独特の生態系と、その奇観で知られる。
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このソコトラ島の海岸に、多数の死亡したイルカが打ち上げられているのが見つかったのでした。
イエメン・ソコトラ島の場所
・Google Map
打ち上げられたイルカたち
打ち上げられたイルカの種類は報道では記されていませんのでわかりません。
このアラビア海のあたりに、どのような種類の、あるいは、どのくらいの数のイルカが生息しているのか存じないですので、これが異常なことなのかどうかもよくわからないですが、どの地域にしても、この数のイルカの大量死はそれほど普通ではないです。
中東でも他の地域と同じように大量死は起きているのでしょうけれど、報道で取り上げられることは多くはなく、記憶だけでは、2013年に、イスラエルのガザ地区にマンタが大量に打ち上げられたことを思い出すくらいです。
2013年2月28日 イスラエル・ガザ地区
・Assabeel 2013/02/28
これについては、「ガザ地区に打ち上げられた無数のマンタと、エジプトに現れたイナゴの大群に思う「第6の太陽の時代」」という記事で取り上げたことがあります。
いろいろ詳しいことはわからない事象ですが、場所的に気になるところもあり、ご紹介させていただいた次第です。