昨日(4月3日)は、日本の関東でも各地で突然の激しい雷雨に見舞われましたけれど、今は本当に「落雷」が多い世の中となりました。
これは世界中での傾向といっていいと思われます。
そんな中、昨日 4月3日には、アメリカでは、南西部を中心に「 24時間で 23万回以上」の落雷が記録されていたことがわかりました。
アメリカでの4月3日の落雷に関してのデータ
落雷が集中したのは、大ざっぱに示しますと、アメリカの下のエリアで、テキサス州、ルイジアナ州、ミシシッピ州などが激しい落雷にさらされたようです。
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ここ半月ほどのアメリカは、各地で非常な悪天候に見舞われることが多くなっているようでして、竜巻、落雷、豪雨といったものが次々と報じられています。
シカゴの高層ビルを直撃した落雷 3月30日
昨年の報道では、世界での落雷が 12パーセントから 24パーセント増えたという報告もあり、その傾向は年を追うごとに増しているようです。
2016年6月23日の報道より
そして、昨年 2016年は、落雷による死者が大変に多く、たとえば、バングラデシュでは、「 5月12日からの 3日間だけで落雷によって 67人が死亡」という惨事なども起きました。インドとバングラデシュだけでも、昨年 350人以上の方が落雷で死亡しています。
今年も、まだ本格的な落雷シーズンを前にした4月の時点でこのように落雷が多いということは、今後も、世界中で同じ程度か、あるいはそれ以上の落雷状況になっていきそうな感じはあります。