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ポーランドの山で「ハイキングコースに設置された巨大な十字架」に落雷が直撃し、4人が死亡、100人以上が重軽傷

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2019年8月23日の英国BBCニュースより


BBC




 

ヨーロッパでは、大変に荒れた天候が続いている地域が多いままで、各地で落雷なども非常に多くなっています。

そのような中、8月22日、ポーランドのタトラ山脈にある観光地を落雷が直撃し、子どもを含む 4人が死亡し、100人以上が負傷したことが伝えられています。

しかも、この落雷は、

「山頂に設置してあった金属製の十字架を直撃」

したものでした。

雷が直撃した十字架塔


fobosplanet

落雷があったのは、タトラ山脈のギエヴォント山 (Giewont)という山の山頂でした。山といいましても、写真でもわかりますように、ハイキングコースとなっている場所であり、死傷者たちの中には、子どもたちもいました。

この金属の十字架のタワーの落雷前の姿は、以下のようなものだったようです。

ポーランド・ギエヴォント山の十字架


gazeta.pl

ギエヴォント山の場所

Google Map

報道によりますと、救助された人たちの話として、この十字架タワーに落雷が直撃し、ハイキングコースを囲んでいる金属製のチェーンを電流が伝わり、それにより多くの人たちが倒れたとのこと。

重傷者たちは、ヘリコプターで病院に搬送され、治療を受けているようです。


fobosplanet

 

落雷が山の上にある十字架のタワーを直撃することは不思議ではないですが、ひとつの落雷で、このように人的被害が大きくなることは、ヨーロッパでは珍しいです。

最近のヨーロッパの天候は、荒くなるばかりで、昨年の以下の記事でご紹介しましたような激しい暴風雨が今では普通のことになってきているようです。

フランス全土が超悪天候に見舞われ「12時間で10万回の落雷の直撃」を受ける

今後のヨーロバも、少なくとも秋が終わるまでは、状況は同じか、あるいは、さらに激しくなっていく可能性があります。







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