2017年12月10日 ロシア・ネネツ自治区
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世界的に、この時期としては非常に低い気温を記録している国や地域が多くなっていますが、そんな中、ロシアではいくつかの場所で「光柱」が撮影されています。
光柱は大気中の氷の結晶にさまざまな光が反射して起きるもので、気温が極めて低いことに加えて、さまざまな条件が整わなければ出現しない比較的レアな現象です。
12月6日 ロシア・ムルマンスクの光柱
ロシアなどでも、最も気温の下がる1月や2月にはしばしば光柱の出現が報じられることがありますが、12月の早い時期に出現するのは、なかなか珍しいのではないかと思われます。
まあ、ロシアでは、11月の終わりに「マイナス 60℃」などを記録した場所もありますし、今年は寒さの到来が例年以上に早いようです。
11月29日 ロシア・オイミャコンの「 -60℃ 」を示す気温計
インスタグラムなど、ロシアの SNS に投稿されていた光柱の写真をご紹介いたします。中には、光とオーロラが同時に写真に映っている珍しいものありました。
2017年12月のロシアの「光柱」
12月10日 ネネツ自治区の光柱
12月6日 ムルマンスクの光柱
12月6日 ムルマンスクの太陽の光柱とオーロラのシンクロ