スペインの報道より
スペインにある小さな湖の水が、突然ピンク色に変色したということが、スペインの各メディアで報じられていました。
場所は、クエンカ県という区域のカニャーダ・デル・オヨという町にある小さな湖です。
色はかなり濃く、報道ではピンクとされていますが、どちらかというと「血のような色」という感じもあります。
変色したカニャーダ・デル・オヨの湖
カニャーダ・デル・オヨの場所
・Google Map
川や湖の水が赤やピンクに変色することは、このブログでも過去にかなりの数をご紹介してきました。こちらのリンクに一覧がありますが、多くの場合は「水中の微生物による反応」だとされます。
実際には、それだけでは説明できない事象も多いのですが、多くの場合はそのように説明されます。
ただ、今回のスペインの場合、やや不思議なこととして、実はこの場所は、7つの小さな湖沼が並んでいるのですけれど、
「その中のひとつだけがピンクになった」
のでした。
下は、上空から撮影されたものです。
このように、同じ場所に並んでいる湖沼のうちのひとつだけがピンクになるというのは、自然現象として考えても、なかなか珍しいものだと思います。
そして、今はこの場所はちょっとした近隣の観光地となっているようで、住民たちが記念撮影している様子が投稿されていました。
湖の前で記念撮影をする人たち
・CMM
・CMM
この「川や湖の水が赤く染まる」という事象は、2016年頃から世界中で爆発的に増加しています。
原因が微生物だとしても、「なぜ世界中でこんなに増えているのか」ということについては、おそらく、わからないとしか言いようがないかもしれません。