7月25日 氷に覆われたイタリアのリゾート地グロッタンマーレのビーチ
最近、南ヨーロッパは各地で異常な天候に見舞われていて、フランスやイタリアでは高温と少雨による大規模な森林火災が相次いでいたり、いろいろとカオスな状況が続いています。
そんな中、イタリア中部にあるビーチリゾートであるグロッタンマーレで 7月25日に突然の雹(ひょう)嵐に見舞われ、「雪に覆われたかのように真っ白に染まる」という事態が発生しました。
公式な記録が曖昧とはいえ、このビーチが雹で真っ白に染まったのは、おそらく初めてのことではないかと報じられています。
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グロッタンマーレの場所
・Google Map
その雹の積もり方はなかなか激しいもので、下の写真でもわかりますが、最大で 15〜 20cm くらいになっていたようです。
雹嵐が去った後の様子
ビーチリゾートでもあるこの場所は、この日も、たくさんの海水浴客などがいたのですが、その光景は下のように「冬のビーチ」の様相を呈してしまいました。
ビーチの全景
このあたりは、冬でも雪が降る場所ではないですので、このようにビーチが白くなること自体がとても珍しいことではあります。
それでも、観光客の人たちは、それなりに楽しんでいたようです。
雹でお酒を冷やすアイデアマン(ただし、雹はすぐ溶けました)
世界各地で、異常な気象や、これまでにない光景が続いていますが、このお酒を雹で冷やしている人のように、順応して楽しむのが得策なのかもしれません。
ごく普通に考えれば、1年のうちで最も激しい天候が北半球に訪れるのは、気温が上昇し台風なども増加するこれからの季節ですし、日本も含めて、まだまだ試練の時は続きそうです。