ファイザー社、モデルナ社、そしてアストラゼネカ社のコロナワクチンは、ロット(製造番号)により、その副作用、副反応、死亡事例が「著しく偏りがある」ことが、最近になってわかってきました。
以下の In Deep の記事で、比較的新しい情報について取りあげています。
願望の実現
In Deep 2022年1月9日
もともと、特にファイザー社のワクチンに「 mRNA生成能力に著しい偏りがある」ことは昨年の夏の時点でわかっていまして、権威ある医学誌ブリティッシュ・メディカルジャーナル(BMJ)が問題としていたことを以下の記事で書かせていただいています。
不完全なmRNAから成る水ワクチンの探究でロシアンルーレットに勝つ消極的な方法
In Deep 2021年8月7日
そういう現実があるということが前提の話ですが、最近、アメリカで、
「ロットごとの有害事象のすべての記録」
を掲載したサイトが公開されました。
日々更新されているものだと思われます。
これは、アメリカ CDC の「ワクチン有害事象報告」に記載されている全ロットを対象として、ロットごとの
・有害事象報告数
・永続的な副作用や後遺症
・死亡数
等を並べたものです。
以下にあります。
How Bad is My Batch
私の接種したロットはどれほど悪いものなのか?
この中で、「アメリカ以外」という項目があり、ファイザーとモデルナはそれぞれ以下のページになります。
Pfizer - Outside of the USA (米国外のファイザー社ロット番号)
Moderna - Outside of the USA (米国外のモデルナ社ロット番号)
アメリカ以外といっても、さまざまな国に出荷されていることと共に、はたして日本からアメリカの CDC に有害事象報告をしている医療従事者の方がいらっしゃるのかどうかわからないですので(正直ほとんどいないと思われます)ここに日本のロットが含まれているかは何ともいえないですが、検索してロットがあれば数値がヒットします。
以下のような感じで示されますが、偏りはすごいですよ。
ファイザー社のロットの最初の部分です。日本語にしています。
有害事象の多い順番で表示されます。
ロットごとの有害事象の検索ページより
Pfizer - Outside of the USA
しかし、少し過ぎたあたりからは、ずっと以下のように「有害事象 1」という、ほとんど何の副作用報告もないロットが続きます。この「1」の数が圧倒的です。
ロットごとの有害事象の検索ページより(大部分がこれ)
Pfizer - Outside of the USA
「 0 」というのがないのは「副作用報告がないロットは、そもそも有害事象報告に報告があげられない」からデータとならないためです。
そのようなこともあり、有害事象報告数 0 のロットに関しては、データが存在しようがないので、推定でしかないですが、この「有害事象 ゼロ」のロットもまた圧倒的なのだとは思われます。
先ほどの In Deep の記事では、
> 「予想していた以上に事態は深刻」だと思います。
と書きましたけれど、その理由は記事をお読みいただければ幸いですが、現実として、想像できないほどの偏りがこのように存在します。
これがいくらブースターが繰り広げられても、直接的な問題となりにくくなっている理由です。
しかし、時間の経過と共に問題は少しずつ拡大し、数年単位ずつどうしようもない状況が訪れるとも考えられます。
本当は日本の厚生労働省の報告から、同じような「ロットの偏りの日本版」も作ることができるのかもしれないですけれど、アメリカ CDC のデータはウェブ上のデジタルですので、機械処理でこのようなデータを作ることができますが、日本のものは PDF タイプのアナログですので、このようなデータを作るのがきわめて困難です。
それでも、日本でも同じような極端な副作用報告の偏りがあることは間違いがないと思われます。