2017年10月28日の北極の地震の震源。表示領域からはみ出ています
10月28日、基本的に「地震が起きたことのない北極点のすぐそば」で、マグニチュード6という比較的大きな地震が発生しました。
冒頭に載せさせていただきましたヨーロッパ地中海地震学センターの地震のリアルタイムページを見ましても、「地震の発生する領域として用意されている地域をはみだしている」ことがおわかりかと思います。
この同じ日に、同じ場所で連続してマグニチュード 5.7 の地震が2度連続して起きていまして、かなり異常な場所での異常な群発地震ということになっています。
Sponsored Link
この地震の震源は、地図で示しますと、下の場所になると思われます。
2017年10月28日の地震の場所
・Google Map
もちろん、こんな場所で地震が起きたことは今までありません。報道では、「この規模の地震としては、これまでで最も北で観測されたもの」だそうです」
発生した地震は以下のようなります。
10月28日に北極で連続した地震の詳細 (USGS)
・2017年10月28日 19時27分 マグニチュード 6.0 震源の深さ 10km
・2017年10月28日 16時16分 マグニチュード 5.7 震源の深さ 10km
・2017年10月28日 16時13分 マグニチュード 5.7 震源の深さ 10km
地震が起きた場所は、地球規模の地図で見ますと、さらにその異様さが浮かび上がります。
10月28日の地震の震源
・imagico.de
この地震は過去1週間ほどの地球で最大の規模の地震となります。
これまで地震が起きたことがなかった北極で地震が起きるということがどういうことを意味するのかはわからないですが、地球の地殻の何かが普通の状態ではなくなってきているということは言えるのかもしれません。
あるいは、もしかするとですが、何らかの人為的なものによる可能性もあるのかもしれません。
これはたとえば、9月3日の北朝鮮の地下核実験で「マグニチュード 6.1の地震」が記録されたことなどを思い起こされてもいいかもしれません。
そのあたりは何ともいえないとしか言いようがない部分はありますが、今後どのようになりますかね。