蜘蛛の巣に占領された出来事を伝える10月18日のギリシャの報道
ギリシャで、「ある地域の広範囲が蜘蛛の巣に占領された」ということが、ギリシャの各メディアで報じられていました。
場所は、ギリシャ東部にあるヴィストニダ湖という湖のある周辺地域だそうで、最大で 300メートル以上にわたり、すべてが蜘蛛の巣に覆われたのだとか。
その光景はなかなかの圧巻です。
ヴィストニダ湖の位置
・Google Map
下は、現地で撮影され、SNS 等に投稿された写真です。
2018年10月18日 ギリシャ・ヴィストニダ湖周辺
報道にあるギリシャの生物学者の発言によれば、この地域では、近年、ブヨなどの蜘蛛のエサとなる昆虫類が増加しており、それが蜘蛛たちが過剰に繁殖する原因となっているのだと考えられるとのこと。
そのような理由で、異常に蜘蛛の数が増えれば、このような現象が起きるのは不思議ではないと述べていましたが……。
ギリシャは最近、自然災害が多く、そういう中でこのような「地域が蜘蛛の巣に捕らわれる」という現象が起きるというのは、何となく示唆的でもあります。