2016年5月20日 ロシア・バルナウル
ロシアのバルナウルという場所で、住宅街の地面から突然、水(お湯)が激しく噴き出し始め、近くにあった9階建ての住宅を直撃し、最上階の家の窓ガラスを破壊するという事態となりました。
水の直撃を受けた住宅
・Cheb TV
下は、その様子を撮影した動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=kDigE9sRxzQ
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バルナウルの場所
・Google Map
どういうタイプの自然現象なのかわからないためか、具体的な説明がないのですが、この高さまで水がこのような勢いで噴き上がる自然現象というのは、間欠泉くらいしか思い浮かびません。
間欠泉というのは、
間欠泉とは、一定周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のこと。
というものなのですが、この Wikipedia には、間欠泉が発生する理由について、
> 間欠泉の仕組みには「空洞説」「垂直管説」などがある。
とあり、そのメカニズムは完全にわかっているものではないようです。
このロシアの間欠泉のような現象は、写真を拡大しますと、その噴出パワーのすごさが何となくですが、わかります。
この水の噴出がその後収まったのかどうかに関してはまだ報道はありません。
実は、ロシアでは、3年くらい前にも同じような現象が起きました。スモレンスクという街の駐車場の地下から突如として、水が噴き出したのです。
2013年4月18日 ロシア・スモレンスクの駐車場にて
・ロシアのスモンレンスク市で、突然コンクリートの大地から温水が噴き出した
これも動画があります。
人が住んでいるような場所(今までそういう現象がなかった場所だからこそ住宅街になる)で間欠泉のような現象が起きるということ自体が珍しいことで、やはり「地下」で何かが進行している感じはいたします。