2017年8月26日 ネブラスカ州シャドロン上空の竜巻
アメリカのネブラスカ州のシャドロンという街の上空に 8月26日、「斜めに空に上っていく」巨大な竜巻が発生しているのが観測されました。
この竜巻そのものも興味深い形をしているのですが、この場所は、5日前の 8月21日に「99年ぶりのアメリカの皆既日食」が通過していった観測ルートの真上だったということもあり、次から次へと「空のショー」が展開されるというようなことになっています。
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写真は、トルネード・チェイサーと呼ばれる、竜巻などを撮影する写真家によって撮影され、インスタグラムに投稿されました。
8月26日 シャドロン上空の竜巻
このシャドロンという場所の位置なのですけれど、数日前に、アメリカを横断した皆既日食が観測されたルートの真上に位置する街なのでした。
8月21日の皆既日食の観測可能ルートと、シャドロンの位置
・In Deep
まあ、だからどうしたというわけでもないですが、数日の間隔で非常に派手な光景が空に広がったということになります。
この竜巻の形状は、特に「頭の部分」が、とても龍の雰囲気を良く醸し出していまして、そのあたりはあまり見ないタイプのものでもありました。
もともとが「竜巻」という日本語は「龍がとぐろを巻き天に昇る様」をあらわした表記でもあるのですが、それがとても理解できるものでもあります。
このネブラスカの竜巻は下のような形状となった後、消えたそうです。
この夏は、世界各地でとても派手な竜巻や「水竜巻」が頻発していますが、その中で現れた象徴的な竜巻のひとつとなりました。