南極の氷の状況を調査する米国NASAの「NASA ICE」の投稿より
最近は、「南極」というだけで、いろいろなことを想像する次第で、最近も In Deep に以下の記事をご紹介したことがあります。
南極の氷床に流れる謎の音、南極で検知された物理学では理解できない未知の粒子…。最近次々と多彩なことが起き続ける南極で次は何が?
何かこう奇妙なことが続く南極ですが、先日、アメリカの NASA の南極の氷床などの状態を調査する NASA ICE という部局の SNS を見ていましたら、冒頭のように、
「ほぼ完全な四方を持つ長方形を描く氷棚」
が撮影されていました。
これは、いくら何でも正確すぎる四方形だよなあ、と思い、ご紹介させていだたいた次第です。
NASA ICE が投稿した写真のオリジナルは、下の縦長のタイプの写真で、スマートフォンで撮影したものなのかもしれないですが。周囲の風景と比較すると、この完全な四方を描いているこの氷棚は、やや異様な感じがします。
これが見つかった場所は、南極大陸の「ラーセン C」という棚氷で、下の位置にあります。
このラーセン Cは、分離寸前の状態にありまして、そのことを昨年、以下の記事でご紹介したことがありました。
そのような場所ではあるのですけれど、それはそれとしても、この場所に出現した「美しすぎる直角」はどうなんですかね。
こういうものは、自然に作られるものなのでしょうか。
南極に関しての複雑な話は、さらに拡大しているのかもしれません。