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フィンランドで「ヨウ素」錠剤のパニック買いが発生し、手に入りにくい状況に

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Thomas Nilsen




 

フィンランドのニュースを見ていましたら、

「フィンランドで、ヨウ素の買いだめが起きている」

報じられていました。

ヨウ素は放射線の甲状腺への影響から守るというように言われていますが、記事にれば、ロシアとウクライナの戦争と関係しているようなのですが……「なんでヨウ素?」とは思いました。

以下のようなフィンランド外務大臣の発言も関係あるのでしょうかね。

(報道) フィンランドのペッカ・ハーヴィスト外務大臣が「ロシアは核兵器を使用する準備ができている」と述べる (YLE 2022/02/26)

 

いずれにしても、フィンランドではヨウ素が手に入りにくい状態となっているようです。

戦争の話題が多くなると、ふだんはあまり聞かないような報道も多くなりますね。

フィンランドのその報道をご紹介させていただきます。


フィンランド人たちが、ヨウ素錠剤を買いだめしている

Finns stock up on iodine tablets
YLE 2022/02/26

放射線の吸収を防ぐために使用されるヨウ素錠剤が、フィンランドの薬局での売り切れが続いている

ロシアによるウクライナへの攻撃が、国内の医薬品販売に影響を及ぼしている。

フィンランド全土に店舗を持つ薬局チェーンである Yliopiston Apteekki では、強力なヨウ素の需要が通常よりも高くなっているという。強力なヨウ素は、核事故などの危機的状況での使用のみを目的としたものだ。

ヨエンスーの薬局では、2月23日にヨウ素錠剤が売り切れた。

「ここ数週間、強い需要がありました。通常(ヨウ素錠剤の)年間の需要は 10ユニットほどなのですが、数週間前から需要は 1週間で 10ユニットほどとなり、そして、その後、実際の需要はさらに大きくなりました」と店員は語った。

ラッペーンランタプリズマ薬局でもヨウ素錠が不足している。薬局によると、現在、より多くのヨウ素錠剤が品切れだという。薬局によっては、ヨウ素錠剤の販売個数を制限し始めた。

 

ヨウ素は当局から指示された場合にのみ服用する必要がある

強力なヨウ素を予防策として、独自の判断で服用しないでほしい。当局からの指示があった場合にのみ服用するべきだ。

ただし、薬剤師によると、当局からの指示があった場合、すぐに服用することが重要だという。摂取が 3〜 4時間遅れると、保護効果はわずか50%になる。

ヨウ素錠剤は、突然の予期しない原子力事故などの場合に甲状腺を保護する。

現在、フィンランドでヨウ素錠剤がまだ入手可能な場所は、オンラインで検索できるようだ。あるいは、新しいロットが薬局に到着するのを待つことだ。

ヨウ素を過剰に補給する必要はない。10錠入りの商品なら、それは 10人の大人に十分なヨウ素が含まれていると薬剤師は言う。







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