パンデミック 大量死 異常な現象

過去最大規模の超過死亡についての議会調査が開始されているオーストラリアで「コロナワクチンが要因のひとつである可能性がある」という書面が提出される

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オーストラリアでは、2023年の時点で、「過去 80年で最大の超過死亡が発生している」ことが話題となっていました。

グラフを見ますと、2021年12月頃から「ずっと超過死亡の状態」が続いていました。

2020年12月から 2022年12月までのオーストラリアの超過死亡の推移(黄色の はすべて超過死亡)

actuaries.digital

そのようなこともあり、オーストラリア国会の上院で、

「 2021年以降の超過死亡の原因についての正式な調査の動議」

が出され、これが今年 3月に「可決」しました。

動議を提出したのは、ラルフ・バベット上院議員という方ですが、最初に、この動議を提出してから「 1年の歳月と、5回の動議を経て、ようやく可決した」ものです。

そのような状況の中で、最近、オーストラリアの科学者が「超過死亡の要因のひとつがコロナワクチンである可能性がある」という意見を議会に提出しました。

重要なことは、ワクチンが超過死亡の要因となっているという主張ではなく(それは当たり前のことですので)、議会での調査中にこのような意見が報道で報じられたということかもしれません(多くの人々が知るきっかけとなり得るという意味です)。

結果的にオーストラリア議会がどのような方向に進むのかはわからないですが、最初の 2回の接種が、日本と同じような高い率で(それも、なかば義務的に)進んだ国だけに、国民の反応などには興味があります。以下の公式グラフでは、83%、となっていますが、オーストラリアでは、実際には 90%近くの人が接種しています。

日本とオーストラリアの最初の2回のワクチン接種率の推移

ourworldindata.org

オーストラリアの科学者の意見についての報道です。





議会調査によれば、COVID-19ワクチンが2万人の「超過死亡」の要因のひとつである可能性

COVID-19 Vaccines One Likely Factor Behind 20,000 ‘Excess Deaths’: Parliamentary Inquiry
Epoch Times 224/06/03

 

科学者によると、2020年から 2023年にかけてオーストラリアで約 2万人の過剰死亡が発生した原因は、COVID-19 ワクチンとパンデミックによるロックダウンが「大きな要因」となっている可能性が高いという。

マーティン・スチュワート氏は、ドイツ、スイス、米国、オーストラリアの学術機関で生物医学研究者として 14 年間の経験を持っている。

スチュワート氏はまた、パンデミック中に COVID-19ワクチンを開発したモデルナ社の創設者にちなんで名付けられたロバート・ランガー研究所でも働いていた。

今年 3月26日、上院常任委員会は「超過死亡率」についての調査を開始した。超過死亡率とは、国内の死亡者数が年間平均を上回ることを指す用語だ。

オーストラリア統計局のデータによると、パンデミック時代のオーストラリアの超過死亡者数は 3万332人に達した。このうち、COVID-19とは無関係とみなされる超過死亡者の総数は 1万9401人だった。

スチュワート氏は上院委員会への提出書類の中で、多くの国が「パンデミックの最悪かつ最も致命的な段階が終わった後に、オーストラリアでは、高いレベルの過剰死亡事象を経験している」と指摘し、これらの過剰死亡は「 COVID-19 関連の病気に起因するものではない」と述べた。

オーストラリアのほとんどの州では、2021年12月までにワクチン接種率が 90%以上に達し、その後、2021年のクリスマス期間に制限が緩和され、2022年には大規模な制限とロックダウンが解除された。

しかし、2022年と 2023年は、国内で新型コロナウイルスによる死亡者数(2022年は 10,301人、2023年は 4,525人)と新型コロナウイルスに関連しない超過死亡者数(それぞれ 9,644人、8,361人)が最も多かった年となっている。

スチュワート氏は、超過死亡は「 COVID-19 後の長期的な影響(長期のコロナ後遺症など)、2020年から 2022年にかけて医療システムが適切に人々をケアできないことによる長期的な問題、またはロックダウンや COVID-19 ワクチン接種などの政府認可の介入に関連している可能性がある」と指摘した。

「これは複雑で多因子的な問題だが、この報告書に示されたデータは、効果が実証されていない新型コロナワクチンが過剰死亡の一因となっている可能性が高いことを強く示唆している」と文書に記した。

スチュワート氏は、mRNA やウイルスベクターベースのワクチンなどの製品は「新しく開発され、人間に対する広範な試験が行われていない」ため、これらのワクチンは「予期せぬ問題を引き起こす」可能性が高いと付け加えた。

「この問題は徹底的かつ大規模な調査を受けるに値する」と彼は指摘した。

 

このワクチンが過剰死亡にどのように寄与するのか

スチュワート氏は、mRNA ワクチンによって引き起こされる心臓障害が、COVID-19 ワクチンが過剰死亡を引き起こしている一因となる可能性があると主張した。

同氏は、スイスのバーゼル大学のクリスチャン・ミュラー心臓病学教授が主導したスイスにおける 2023年の研究を引用し、mRNA ワクチンを投与された人は治療を受けていない人よりも心臓損傷を経験する割合が高いことを示した。

「 777人の参加者のうち、40人が 3日目に高感度心筋トロポニンT血中濃度の上昇を示し、22人の参加者で mRNA-1273 ワクチン関連心筋障害が判定された」とスチュワート氏は指摘した。

「 30日以内に重大な心臓有害事象を発症した患者はいなかったが、心臓損傷の兆候を示した患者には休息を取り、無理をしないように警告した」

スチュワート氏は、今後は COVID-19 ワクチン接種ごとに「最大 1年間にわたり、ワクチン未接種の対照群と比較して、病気や死亡率を監視しなければならない」と述べた。「これ以下のことを行うことは重大な過失であり、人命に対する配慮の欠如である」

 

富裕国のほうが超過死亡率が高い

スチュワート氏はまた、オーストラリア政府や他の先進国政府に対し、2022年から 2024年にかけての過剰死亡率が発展途上国よりもはるかに高くなった理由を調査するよう求めた。

「世界で一人当たりの GDP が最も高い国の多くで 10~ 30パーセントの過剰死亡率を引き起こしたアプローチと介入の何が原因なのだろうか」とスチュワート氏は付け加えた。

「この問題は、過剰死亡率を再び正常、あるいは正常以下に下げるために、緊急に調査と介入を行う必要がある」と氏は述べた。







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