12月のラップランドに出現した凍結した樹木と「白い」オーロラ
北欧ラップランドの冬の素晴らしい写真が、写真家ティーナ・トーマネン(Tiina Tormanen)さんによって紹介されていました。
今年の冬はロシアや北欧などでは大変に気温が低くなっていますが、そのために、いつもよりも見事な光景が広がっているようです。
ラップランドの位置
・Wikipedia
ラップランドというのは、上のように、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドにまたがっている地域で、先住民族の「サーミ人」たちが住んでいる地域をさすもので、本来「どこの国」というものではありません。
しかし、日本などでは「サンタ → ラップランド → フィンランド」というような連想で言われることもあり、また、今回の光景はフィンランド国内で撮影されたものですので、フィンランドとラップランドを結びつけた表現をさせていただきました。
ともあれ、ティーナ・トーマネンさんの撮影した、現在のラップランドの驚くべき光景のいくつかをご紹介したいと思います。
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2016年12月のラップランドの光景
樹氷と満月
雪に覆われた灯りがともる小屋
凍りついた、おそらく滝とオーロラ
トナカイ
雪原を覆うオーロラ
圧巻のオーロラ
体験してみたい「オーロラの下の彷徨」
オーロラは通常では緯度が高くないと出現するものではなく、日本では、なかなかふだん見ることはできません。
しかし、太陽活動などで「磁気が大量に地球に直撃」すれば、オーロラも発生しやすくなりますので、もし日本に「巨大な太陽フレアと、異常な寒波が同時にやってくる」というようなことが、いつの日かあれば、このような見事な光景を間近で見ることもできるかもしれません。