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地球での「観測史上の最低気温」が南極において更新される。その気温は何と「マイナス97.8℃」。これは深呼吸をすれば死に至るレベル

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6月28日の米国の経済誌フォーブスの記事より


Forbes

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この 6月25日、国際的な地質学の専門誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ (Geophysical Research Letters)」に、

「地球の観測史上で最も低い気温を記録した」

という論文が発表されました。

これは、衛星データを解析したことによって得られたもので、これまで観測された南極での最低気温 -89.2℃を更新し、「 -97.8℃(華氏 -144度)」という記録が作られたのでした。

このニュースは、冒頭に載せましたアメリカの経済誌フォーブスで取りあげられていたことでもわかるように、科学系メディアだけではなく、さまざまな媒体で大きく報じられていました。

なお、これまでの記録だった -89.2℃が観測されたのは、ロシアのボストーク南極基地で、それは 1983年のことでしたので、35年ぶりに新しい記録が発表されたということになります。


Location of Vostok Station, Antarctica

ちなみに、ナショナルジオグラフィックなどによれば、この -97.8℃、あるいは、-89.2℃でも同じでしょうけれど、このレベルの気温になりますと、

「数回呼吸するだけで肺出血を起こしてしまう」

のだそう。

まして、思いっきり深呼吸などしたら、即死に繋がりかねない気温でもあります。そのため、実際にそのような気温に近い場所に行く場合は、呼吸する前の空気を暖めるマスクを着用するようです。


Antarctica New Zealand

ちなみに、ナショナルジオグラフィックの記事では、そこに出てくる極地研究者の科学者(今回の調査には参加していない方)が、「地球温暖化のために、今後は、このように地球の最低気温が更新される機会は減っていくことになると思われます」と述べていましたが、今回の最低気温が確認された時期自体が「地球温暖化と言われ続けている中で」のことではあり、どうにも珍妙な響きとはなっています。

まあ、地球が温暖化していようが寒冷化していようが、それは結果としてしかわからないとはいえ、南極においての最低気温は着々と更新されているようです。

南極の寒冷化については、他にも数多くのデータが揃ってきていまして、そのうちご紹介したいと思います。




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