大量死 異常な現象 疾病と感染症

複数回のブースター接種を受けた人のコロナ感染リスクは「未接種者の2.5倍」であることを示した米国の論文

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有効率23%

アメリカの大病院クリーブランド・クリニックの研究者たちが、5万人近くにのぼるスタッフたちを対象として、新型コロナワクチンの「予防効果」についての大規模な研究を行いました。

論文はこちらにあります。

結果としては、数字の部分だけを書きますと、以下のようになります。

研究者たちは、新型コロナウイルス感染症にかかるリスクは、2回接種を受けた人では 1.5倍、3回接種を受けた人では 1.95倍、3回以上接種を受けた人では 2.5倍高かったことを発見した。

打てば打つほど感染リスクが上昇していくということになっているようですが、感染予防効果を示す「有効率」も 23%、と書かれています。国際的なガイダンスでは、どのようなワクチンであっても、有効率が 50%を超えていないと、製品として認められません。

なお、実はこのクリーブランド・クリニックは、2022年12月にも、「二価ワクチンを含めた、コロナ感染予防効果の調査」という研究を発表しています。

以下の記事の後半にあります。

コロナワクチンの最大の問題点がようやくわかってきた
 In Deep 2023年1月4日

この時の研究で、すでに、「打てば打つほど感染リスクが増大する」ことが数値として証明されていました。

以下は、未接種者から 4回目接種者までの「コロナの累積発生率」で、下の数字は「接種からの日数」です。

ワクチンの投与回数によって層別化された被験者の COVID-19 感染の累積発生率の比較

medrxiv.org

接種後 90日後頃には、大きな差が出ていることがわかり、「時間の経過と共に、複数回接種者のコロナ感染リスクが上昇する」という現実が示されています。

その理由についても、このグラフを載せました「コロナワクチンの最大の問題点がようやくわかってきた」という記事に書いています。

ここでは、「最大の問題点」とタイトルに入れていますが、この記事はすでに結構昔のものでして、その後、「最大の問題点」になり得る事実が次々と出てきました

それは、ガンの増加であり、自己免疫疾患の増加であり、あるいはプリオン病の懸念であったり、他にも多彩です。

それにしましても、2022年の時と同じクリーブランド・クリニックの科学者たちが、再度、現在のワクチンで同じような研究を行ったということは、この科学者たちには「ある種の確信」が続いているのだと思います。このような発表は、保健機関への無言の抗議かもしれないですし、人々への「無言のアドバイス」なのかもしれません。

ともかく、日本でも最初から言われ続けていた「感染予防」という大義名分がすでに崩壊していることは確かです(実はずっと崩壊しているのですが)。

そして、この「感染予防効果」については、今後出てくる、あらゆるコロナワクチンで同様のはずです。その理由は、根幹にある理由である「抗原原罪」とか、あるいは「抗体依存性感染増強(ADE)」などに関して、それはどんなタイプ(たとえばレプリコンとか)のコロナワクチンでも、そこから逃れられることはできないからです。

どのようなコロナワクチンでも、同じことが「必ず」起きるのです。

そんなわけで、論文を取り上げていた記事をご紹介します。





COVID ワクチンの接種量が多い人は新型コロナに感染する可能性が高いことを見出された:研究

People With More COVID-19 Vaccine Doses More Likely to Contract COVID-19: Study
Epoch Times 2024/05/03

 

新しい研究によると、COVID ワクチンを複数回接種した人は新型コロナウイルスに感染する可能性が高かった。

米クリーブランドクリニックの従業員たちのデータを分析した結果、2回以上のワクチン接種を受けた人は新型コロナウイルス感染症のリスクが高いことが判明したと、ナビン・シュレスタ博士とその共著者たちは報告した。

研究者たちは、新型コロナウイルス感染症にかかるリスクは、2回接種を受けた人では 1.5倍、3回接種を受けた人では 1.95倍、3回以上接種を受けた人では 2.5倍高かったことを発見した。ワクチンの接種がゼロまたは 1回受けた人と比較すると、接種者ではリスクが高かった。

変数を調整した後でも、リスクの上昇は依然として残った

研究者たちはプレプリントとして発表された論文でこう述べている。

この発見の正確な理由は明らかではない。これは、ワクチンによる免疫が自然免疫よりも弱く、耐久性が低いという事実に関連している可能性がある。したがって、ワクチン接種は短期的にはある程度予防効果はあるであろうものの、将来の感染リスクを高める可能性がある。

クリーブランド・クリニックの科学者たちによる以前の論文やアイスランドでの研究などを含め、これまでのいくつかの研究やデータでも、ワクチン投与回数が多い人ほど新型コロナウイルス感染症にかかりやすいことが示唆されている。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、外部研究についてのコメント要請を繰り返し拒否しているが、接種回数に関係なく、生後 6か月以上の事実上すべての人に、現在利用可能な新型コロナワクチンのいずれかを接種することを推奨している。

ただし、CDC は、5月後半の会議において、防御を向上させるためにワクチン製剤を更新するかどうかについて議論する予定だ。

CDC の科学者たちは、 2月に CDC の週次報告書に掲載された論文で、XBB.1.5 亜変異体を標的とする一価の最新バージョンのワクチンは、 JN.1 ウイルス株が優勢だった 60日から 119日後に 49%の有効性をもたらしたと述べた。

しかし、補足データは、以前の二価バージョンを投与された 50歳以上の人たちは(コロナの)症候性感染症にかかりやすいことを示した。

4月の査読に先立って発表された別の研究では、2023年末から 2024年初めにかけての入院に対するファイザーの最新ワクチンの有効性は 32%と推定されている。

この研究は、米国退役軍人省やファイザーなど複数の機関の科学者によって実施され、多くの著者が利益相反を報告しており、資金の一部はファイザーから提供された。

人々の免疫システムが、新しい変異株に対する防御を犠牲にして古いウイルス株に反応するように訓練されていることが、ワクチン接種者が感染しやすい理由の 1つだ。

米イェール大学公衆衛生大学院疫学名誉教授のハーベイ・リッシュ博士は論文を査読した後、エポックタイムズに以下のように語った。

ワクチンを複数回投与すると、抗体依存性増強または「抗原原罪」と呼ばれる影響が生じる可能性があり、現在のワクチンや現在の感染からではなく、最初のワクチン投与から生成された抗体に対して感染反応が不均衡に増加し、抗体反応が起こるため、効果は低くなります。

研究に参加したクリーブランドクリニック約 47,500人の従業員のうち、期間中に新型コロナ検査で陽性反応を示したのは 838人だった。

未調整のデータでは、最新のワクチン接種を受けた人と受けなかった人の間に差は見られなかったが、年齢やその他の要因を調整した後、研究者たちはワクチン接種による感染症に対しての有効率は 23%だと推定した。

米国および世界のガイドラインでは、ワクチンの遮蔽率(有効率)が 50%未満の場合は効果がないとみなす。

研究者たちは、研究対象集団の重篤な病気の数が少なすぎて、重篤な病気に対する有効性は推定できないと述べた。

列挙された研究の制限には、症候性感染症と無症候性感染症を区別できないことが含まれる。利益相反は報告されておらず、著者たちは資金提供は受けていないと述べた。







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