ミニ氷河期の到来 異常気象 自然災害

2021年1月の大雪による日本での死者は少なくとも13名。負傷者は250人以上に

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2021年1月8日 自衛隊による救出活動

首相官邸ツイッター(英語版)




 

1月7日頃から10日過ぎまで続いた日本海側の記録的な大雪については、地方それぞれの報道では、被害や状況などが伝えられていたのですけれど、全体として被害はどうだったのかが、国内の報道ではよくわかりませんでした。

海外のメディアが、この期間の日本国内の雪での全体の被害の状況について伝えていまして、1月11日頃までの数日間での日本海側の大雪による人的被害は、

・死亡 少なくとも 13人
・負傷 250人以上

ということになっていたようです。

短期間の降雪量もすごいことになっていまして、1月10日までの 72時間降雪量は以下のように報じられています。

2021年1月10日までの72時間の降雪量記録

Sayaka Mori

私の出身地である北海道岩見沢市でも断続的に雪は降り続けているようで、最近はたまに実家に連絡をすることが多いのですが、80歳を大きく超えた父親が早朝から毎日、除雪をしていると言っていました(むしろ元気になりそうですが)。

最近の北海道の家では、屋根に電熱線のようなものを使った自動雪解け構造を設置してある場合が多いですが、私が暮らしていた頃は、そんな近代的な装置はなく、大雪の日は、毎日、父親と共に屋根の雪おろしをやっていました。

何度か屋根からの落雪と共に落ちたこともありますし、落雪に埋もれて救助されたこともあります。

実は気温が少し上がった時のほうが、溶けた雪が夜間に氷となっていくので、落雪した雪が凶器化するんですね。その落雪によって負傷したり亡くなったりする方は毎年います。今回の大雪でも岩見沢で死者が出たそうです。

雪は少量ならば、素敵な光景であるものですが、今回ほどになりますと、ひたすら厳しいでしょうね。母親などは「もう北海道やだ」と、80年も暮らしている土地に対して言っていました。

しかし、平年なら雪の本番はこれからです。

コロナも含めて、やや大変な冬が続きそうです。







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