パンデミック 大量死 異常な現象

欧州医薬品庁がアストラゼネカのコロナワクチンの承認を撤回(今さらですが)。市場から完全に消えることに

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現実的に需要ゼロの中で

ヨーロッパの医薬品に関する最大の機関である欧州医薬品庁が、アストラゼネカ社のコロナワクチンの「承認を撤回した」という報道がなされています。

正確には、アストラゼネカ社のほうから欧州医薬品庁へ「承認の撤回を要請」したことによるものですが、これにより、ヨーロッパでは、アストラゼネカのコロナワクチンは完全に市場から消えることになります。

…とはいっても、現時点のヨーロッパで、アストラゼネカのコロナワクチンの需要は「ほぼゼロ」でしょうし、打ちたいと思う人たちも、打たせたいと思う当局者もまったくいない状況だと思いますので、これは、単に示唆的な出来事でしかないような気はします。

もともと、アストラゼネカのコロナワクチンは、2020年にヨーロッパで承認されたわりと直後に、複数のヨーロッパの国が「使用しない」と公式に発表していました。

以下は、今から 3年以上前の報道です。

2021年4月22日の海外の報道より

ヨーロッパのいくつかの国では、アストラゼネカワクチンの使用を変更または放棄している。

デンマークは先週、ワクチン接種プログラムにアストラゼネカ社を含まないことを発表した。イタリアは、60歳以上の人々にのみ使用することを推奨している。英国当局は、30歳未満の若い人たちには代替手段を提供すべきであると述べた。

indeep.jp

そもそも、血栓が発生するメカニズムも、3年以上前に論文で発表されていました。以下の記事にあります。

アストラゼネカ社のワクチンが血栓を引き起こすメカニズムをドイツの科学者たちが解明
 In Deep 2021年4月26日

この 3年、アストラゼネカのワクチンの需要は基本的に減少し続けており、「需要がないなら(儲からないから)ヤメる」というのが、アストラゼネカの経営陣の本音だと思われます。

なお、アストラゼネカのワクチンは、同じ製法と作用機序のものが、コビシールド(Covishield)という名称でインドで作られていて、これは 2021年には、アジアなどで広く流通していましたが、2022年以降は、どの国でも(日本以外は)コロナワクチンの接種自体を、ほぼ行っていないはずです。

その後、アストラゼネカは、マラリアワクチンや RSウイルスワクチンをはじめとする様々な次の薬剤の開発を進行させています。

アストラゼネカ社コロナワクチンの開発者が新たなマラリアワクチンを開発。その舞台に出てくるのは優生学のオールスターズ…
 In Deep 2023年4月16日

 

そして、アストラゼネカのコロナワクチンの問題は、接種直後の血栓などの問題ではなく、「長期の影響」だと思っています。

アストラゼネカのワクチンは、ウイルスベクター(ウイルスで遺伝物質などを運ぶタイプのワクチン)と言われていますけれど、

「送るのは DNA 」

です。

DNA なので、接種した人の細胞の遺伝子の中に「ほぼ必ず組み込まれ」て、それは基本的に永遠に残るわけです。

このあたりのリスクについては、3年前のこちらの記事にある新潟大学名誉教授の岡田正彦氏の言葉の後半にあります。

 

なお、世界で最もアストラゼネカ社のワクチンを接種した人が人口比で多いのは、イギリスだと思われますが、そのイギリスでは、「長期の病気により仕事を離脱する人」の率が、2021年以来、ずっと増え続けています。以下のグラフはそれを示したもので、数字は、英国国家統計局からのものです。

イギリスの病気による経済活動停止率(2015年〜2024年2月)

BDW

1回目と 2回目のアストラゼネカのコロナワクチン接種から、もう 3年以上経過して、この状態です。

この先どうなっていくのかはわかないですが、岡田正彦名誉教授などの懸念が、十分に示されているグラフだとは思います。

今さらながらにアストラゼネカ社のコロナワクチンの承認が取り消されたからといって、今後の被害の拡大が止まるわけではありません。

アジアで展開されたコビシールドでも同様のことが起きている可能性もないではないかもしれません。

ともかく、このことを報道していたメディア記事をご紹介します。





アストラゼネカ、深刻な被害を訴える訴訟の嵐の中、世界中で新型コロナワクチンを撤回

AstraZeneca withdraws COVID vaccines worldwide amid lawsuits alleging severe harm
lifesitenews.com 2024/05/08

欧州医薬品庁(EMA)は、メーカーの要請に応じて、アストラゼネカの新型コロナワクチンの販売承認を撤回した

アストラゼネカが、COVID-19 ワクチン「バクスゼブリア」を世界中の市場から撤退させる意図は、より効果的な他のワクチンが利用可能になったことによる需要の減少のみに基づいていると同社は主張している。

しかし、この発表は、アストラゼネカがワクチン接種者の一部に対する死亡を含む重大な被害に関する訴訟に直面している中で行われた。

アストラゼネカは2月に提出した法廷文書で、バクスゼブリアが「非常にまれなケースで血栓症を引き起こす可能性がある」と認めたものの「因果関係は不明」とした。

TTS (血栓症性血小板減少症候群)は、おそらく、 COVID-19 ワクチンが世界中で義務化されてから間もない 2021年 3月に造語された VITT (ワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症) と表現するのが適切かもしれない。

VITT は、特定の COVID-19 ワクチン接種後に血栓が形成され、正常な血流が減少する状態を指す。

特に、若者たちがこの症状を発症するリスクが高いことがすぐに判明していた。

早くも 2021年5月には、40歳未満の人はアストラゼネカ・ワクチンの接種を控えるよう指示された

英国政府は 2022年、同年 3月31日までにアストラゼネカのワクチン接種者における死亡に至った血栓の症例が 247件報告されたことを明らかにした。同じ期間、致死的ではない血栓が 3,385件報告された。

英国テレグラフ紙の報道によると、英国高等法院には 50件以上の訴訟が起こされており、「被害者や被害にあった親族たちが、推定最大 1億ポンド(約194億円)相当の損害賠償を求めている」という。

同社の新型コロナワクチン接種者が罹患した TTS の症例を認めているにもかかわらず、アストラゼネカは自社製品は業界基準を満たしていると主張してきた。

アストラゼネカは声明で「愛する人を亡くした方々や健康上の問題を報告した方々に同情します。患者の安全は私たちの最優先事項であり、規制当局はワクチンを含むすべての医薬品の安全な使用を保証するための明確で厳格な基準を設けています」と述べた。

アストラゼネカの新型コロナワクチンは、 2021年1月に欧州医薬品庁によって初めて承認された。しかし、数週間以内にワクチンの安全性に対する懸念が高まり、少数の予防接種を受けた人々から異例ではあるがまれな血栓が検出されたため、数十の国がワクチンの使用を中止した。

EU規制当局は、アストラゼネカの注射は血栓の全体的なリスクを上昇させないと結論付けたが、疑問は残った。

深刻な副作用の証拠が生じたにもかかわらず、義務付けられたワクチンを全面的に支持するアストラゼネカの経営陣の道徳性に疑問を抱く人もいる。

「ダボスでアストラゼネカの社長に会ったとき、彼は、新型コロナワクチンの義務化が必要だと主張していました」とレベルニュース記者のアヴィ・イエミニ氏は語った

「今日、彼のワクチンは、強制的に服用させられたのと同様だった人々に被害を与えたことが明らかになり、市場から撤去されました」とイエミニ氏は語った。

「このことを世界に浸透させてください」







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